2007年12月10日

インタビュー☆中山愼先生

インタビューシリーズ第3弾!

社会保険労務士中山愼先生にインタビューしてきました!
(ロングインタビューなので2回にわけてお送りします!)

中山先生













どら「今日はよろしくお願いします!」

中山先生「よろしくお願いします。」

受験時代からのメルマガ発行

どら「中山先生はなんと受験生時代からメルマガを発行されていたそうですが、何故メルマガをやろうと思われたんでしょうか?」

中山先生「私は3回受験したのですが、2回目のときに、総合点は良かったのですが択一健保で肢切点割れになってしまったのです。模擬試験ではいつも択一50点台後半とか、いい成績だったのに本番に弱かった。それに気づいて、自分を追い立てるために始めたのです。体外的に公約してしまえば、引っ込みがつかなくなりますから。」

どら「メルマガを発行して自分を追い立てたんですね!そして、見事合格したと。当時どのくらいの頻度で書いてたんですか?」

中山先生「週に1度か2週に1度くらいのペースです。最初のころは遅筆でしたから、1号分書くのに丸一日かかりました。今では1日あれば4号分執筆できますけど(笑)。」

どら「勉強しつつ、メルマガにして発行したんですね。そしてずっと続けてるんですもんね〜すごいなぁ。もう3年くらいでしたっけ?」

中山先生「4年目に突入しました。開業したての頃は、余裕がなくて更新頻度が鈍ったりしましたが、最近は本格的に名前を売りたいと思い始めているのと、執筆体制が整ってきたので週に1回発行しています。3〜4か月先の原稿までストックしています。」

どら「えー!そんな先の分まで書き溜めてあるんですか!私は全然です・・・。最近メルマガタイトルも変わって、リニューアルされたんですよね。熱血社労士chu_sanの魔法の人事労務、ですよね!」

中山先生「そうです。受験生時代から続けていた、合格をねらえ!ではそぐわなくなってきたし、もっとつっこんだ話をしていきたいと思いましたので。部数を増やすには、本気度を出して執筆するのがコツです。」

どら「受験生の方でメルマガをやってみたいという方や、開業準備中でメルマガを始めることに興味を持っている方がいると思いますが・・・」

中山先生「はい、できたら開業前からはじめたほうが良いと思います。効果的な読者の増やし方とか、読者の惹き付け方とか、最初はノウハウがわかりませんから。社労士になってからメルマガを初めてしまうと、だいたい5〜6回書いて忙しくなってきて挫折してしまうのです。実際に文章を書いてみて、メルマガを書くことに自分が向いているのかもわかります。私のメルマガは今読者が400名近くいますが、ここまで来るのは簡単ではありませんでした。」

どら「そうですねー。実際やってみるのが一番ですよね。」

社労士としてメルマガを書く心得七か条

中山先生「ただ、社労士としてメルマガをやるにあたっては気をつけて欲しいことがあるのです。私も社労士になってからメルマガを書く際は、受験生・有資格者時代とは違ってかなり気を遣って書いています。これだけは業界的に避けて欲しいという話題を一応列挙しておきますよ。」

1.業界秩序を乱すことは絶対書かないこと。
 年金制度はいらないとか、どこどこの先生はダメだとかという話題はNGです。
2.利益相反的なことは書かないこと。
 たとえば、社労士試験の試験監督をやる人が受験のこと書いてはダメです。
3.支部活動の中身は書かないこと。
 これは支部の役員を刺激してしまいます。私も散々注意を受けました。
4.役所批判は書かないこと。
 役所との関係が悪化して、支部会員に迷惑を掛けてしまいますから。
5.役所の担当者と個人的に懇意にしていることも書かないこと。
 役所の倫理規定に触れる可能性があります。
6.自分の思想・哲学を直球で出さないこと。
 社労士法第16条の「信頼失墜行為の禁止」という話です。
7.法違反・倫理に反することを書かないこと。
 社労士法第15条の話以前として、これは当たり前ですけれど。


どら「慎重に書かなくてはいけないんですね。」

中山先生「そして・・・どうせやるなら読者数最低1,000は目指すのがいいと思います。1,000部というのは商売上の反応がくるギリギリのラインですし、本を執筆する際、1,000部発行している実績があれば出版社の反応も良くなります。やるからには、反応のある、効果のあるメルマガにしたいじゃないですか。」

どら「なるほど・・・1,000部を目標ですね。それだけ内容の濃い、魅力的なものでないとっていうことですね。」


アキバ系対策?

どら「中山先生は昨年8月に開業されたということなんですが、今のお仕事の中心はどういったことですか?」

中山先生「労務監査。就業規則。執筆。そして営業」

どら「労務監査というのは・・・」

中山先生「労働基準監督署が突然企業に来るわけですよね。そこで的確な対応ができないばかりに書類送検・起訴されてしまうようなことがあとをたたない。そこで、あらかじめ会社の就業規則などをチェックして、的確な対応を会社にアドバイスするのです。不備をできるだけなくして是正勧告を未然に防ぐことが最大の目的です。ハーズバーグの動機付け衛生理論知ってますよね?」

どら「受験勉強で覚えましたが、どういうものだったか・・・」

中山先生「簡単に説明しますよ。例えばアキバ系の男の子がいたとします。」

どら「え、アキバ系?」

中山先生「むさい格好をして髪が長くて紙袋を持っていると。それを見て、大抵の女性はドン引きします。あくまでも単純化した例ですよ(笑)。これが衛生要因。このマイナスを除去するのです。
次に動機付け要因です。衛生要因を除去した・・・髪を切って服装を変えた。さらに内面も磨かなければということで話題を増やしたりするわけです。マイナスをなくした上で、さらに上を目指すのです。」

どら「ほー。わかりやすいですね。」

中山先生「労務監査というのは、衛生要因をまず除去しようということです。過重労働とかね。労働基準監督署はそれでやって来ます。まず、その除去が済んでから、人事制度を設計して業務改善するとか、そういう話になってくるのです。」

どら「なるほど。まずマイナス要因をなくせと。
お仕事の中心の中に、執筆ということおっしゃっていましたが、これは・・・?」

中山先生「今年の3月12日付けの労働新聞社労士プラザで書いたのが最初です。」

どら「テーマは何だったんですか?」

中山先生「労働者同士の問題。労労問題と言っているんですが・・・あ、これは私の造語です。従業員間の金の貸し借りだったりとか、そういった問題に会社がどう立ち入るかというテーマで書いて、結構反響があったんですよ。それである研修教材のゴーストライターの話が来ました。最近はちょっと執筆の仕事は控えていますけど。」

どら「教材ですか。すごいですね。労働新聞で書いたという、もともとのきっかけは?」

中山先生「労働新聞の方とたまたま知り合って意気投合したのがきっかけです。書いてみないかと言われました。テーマは自分で選びました。」

どら「メルマガもずっと書かれてるし、文章を書くのがお好きだということがあったのでしょうね。」

中山先生「いやぁ、まぁ、文章を書くことが好きというよりしゃべるのが苦手なんです。口ベタだから、文章に行ったんです。」

どら「口ベタですか?お話するのとても上手に感じますけど。」

中山先生「いやぁいやぁ。(手をふる)ところでどらさん、社労士で開業して、一番つらいことって何だと思います?」


一番つらいこと

どら「うーん。営業が大変っていうのを一番聞く気がします。」

中山先生「それもそうなんですけど、私が一番つらいと思うのは、たとえ仕事で苦労しても愚痴を言えないことです。対外的には常に先生として胸をはらなければならない。秘密を共有できるほど仲がいい同業者なら別ですけど、同業者に愚痴はこぼせません。支部の飲み会で愚痴なんて言おうものなら、プロの自覚が足りない、社労士失格だと一蹴されてしまいますから。」

どら「厳しいですね。」

中山先生「愚痴をこぼせるような仲間を作りましょう。人脈というのは本当に大切です。同業者仲間だけではなく、司法書士、税理士、行政書士の方を初め、一見関係ない業界の方とも接点を持つのです。そこで意気投合した方に対して徹底的にGIVEをする。社労士でも得意分野・不得意分野がありますから。自分が苦手なものは得意な人にふるのです。そうすれば逆に、こっちが得意なものを同業者よりふられます。わらしべ長者的なことを地道にやっていく。」

どら「その人脈とはどこで出会うんですか?」

中山先生「普通は支部例会や自主研究会ですが、異業種交流会は参加しましょう。名刺交換した中で、1割の人をつかまえるのがコツです。」

どら「じゃあ例えば30人と名刺交換したらそのうち3人とつながるってことですね?」

中山先生「そうです。なんとなくウマが合うってことでいい。地元が同じとか趣味が一緒とか。」

どら「一度会った人とつながるためにはどうしてるんですか?お礼のメールとか?」

中山先生「はい。お礼のメールは絶対しますし、後日あらためてまたざっくばらんにお話したい、という言葉を入れます。」

どら「お礼だけでなく、次も会いたいことを伝えるんですね。」

中山先生「情報提供することもあります。ハガキを出すことも。強引に接点を作って次につなげるのが営業のコツです」

どら「異業種交流会にはまだ行ったことないですが、ぜひ行ってみたいと思います。」


つづく
次も読んでくださいね〜




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copy_writing_samurai at 00:48 │Comments(0)TrackBack(0)clip!インタビュー  | 社労士

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