インタビューシリーズ第5弾です!

今年初のインタビューは・・・

総務情報サイト「総務の森」監修や、社労士専用SNS「ヒビコレ社労士」管理人
でお馴染みの社会保険労務士稲留達人先生にインタビューしてきました!

1月4日銀座ミオ・バールにて



どら「今日はよろしくお願いします!素敵なところですね。よく来るんですか?」

稲留先生「いいでしょう?昔バイトしてたんです(笑)銀座ミオ・バールホームページは私が作ったので見てくださいね!」

アボたこ








総務の森

どら「おいしそうですね〜。では、いただきながらインタビューしますね(笑)。
まず、総務の森についてです。私のブログ読者の方も多くの方が見たことあると思うんですが、「総務担当者と専門家で作る総務情報サイト」ですね。
これはもともと稲留先生が作ったんですよね!何年前ですか?」

稲留先生「2000年3月に作ったので8年目になりますかね。」

どら「どうしてこのサイトをはじめようと思ったんですか?」

稲留先生「社労士試験には大学4年生の時に合格したんですが、知識がうすれていくのを感じて。忘れないようにというのと、勉強のためにまずメルマガをはじめたんです。その頃メルマガがはやり始めた頃で、まぐまぐで発行したらすぐ読者が2,000人くらいついたんですよね。」

どら「え!!2,000人も?どうしてですか?」

稲留先生「当時はまぐまぐの新刊紹介で一気に増えたんですよ。」

どら「そうなんですかー。メルマガに目をつけてすぐ行動したのがすごいですね。」

稲留先生「労務管理関連で6誌出したんですが、あわせると読者が1万人越えました。」

どら「6誌も!?一気に6誌ですか?私は1誌で大変ですが(汗)」

稲留先生「大変ですよね(笑)。週刊でやってましたからね、6誌。大変だから言い訳を考えました。あまりたくさん文章書けないから、1分間読みきりのコンセプトにしたんです。それで続けられたんですね。」

どら「なるほど、1分間読みきりのコンセプトですか、素晴らしいですね」

稲留先生「読者はどんどん増えて、一時期は4万人くらいになりました。メルマガだけではもったいないので、ホームページを作って公開しようと考えました。それが総務の森なんです。」

坂本先生インタビュー







どら「そうだったんですねー!最初はメルマガだったんだ。」

稲留先生「で、このホームページ総務の森が、あれよあれよという感じで毎月雑誌に紹介されはじめたんですよ。」

どら「どんな雑誌ですか?」

稲留先生「アントレとか月刊総務とか。それで、スポンサーがついた。今は上場していますがインテリジェンスという会社ですね。5年間スポンサーをしていただきました。スポンサーがつくと、企業からたくさん問い合わせがくるようになって、広告枠は一気に埋まってしまいました。」

どら「その頃すでにすごい数のページビューだったんですね、きっと。」

稲留先生「その頃は・・・たしか月間20万ページビューとかですね。どらさんのブログもアクセス数1万になってましたね。」

どら「私のはまだ月間5千ですから・・・(笑)」

WEBの可能性を感じた瞬間

稲留先生「そうやってメルマガとサイトをやってたわけですが、実務経験はなかったので。疑問を感じて、東京の老舗社労士事務所に入所しました。2000年の秋頃です。」

どら「試験に合格してから、すごい早い展開ですね〜」

稲留先生「そうですねー。メルマガとサイトやりながら社労士事務所で実務をやって。だんだん両立できなくなってきました。当時審査が厳しかったまぐまぐプレミアムという有料メルマガの審査が通ったので、それをきっかけに開業することにしました。
当時総務太郎というハンドルネームでやってましたが、本名でやりたいというのもあったし、運営主体が欲しかったので。」

どら「昔は総務太郎さんだったんですね(笑)」

稲留先生「はい(笑)。有料メルマガを2誌出したんですが、1つは書式サンプルなどで、好評でした。200名くらいの登録がありました。もう1つは、労務相談のメルマガです。30人程の会員さんのうち3人くらいが、大企業の総務部長さんだったりしたんですよ。すごいでしょ?それで、Webの可能性というのをすごく感じたんです。
だって普通だったら開業したばかりの社労士に、そんな大企業の総務部長が相談なんてしないじゃないですか。
感動を覚えて、この世界で面白いことやっていきたいと思ったんですね。」

どら「すごいですね!Webの可能性かぁ〜。」

稲留先生「それから、オールアバウト『派遣で働く』の担当ガイドもやりましたよ。」

どら「オールアバウトというと、情報サイトですね。いろいろなジャンルの専門家が記事を書いてますよね。時々見ます!へぇ〜派遣について書いていたんですね。
それで、総務の森はその後また、展開があるんですよね。」

稲留先生「はい、2006年に面白法人カヤックと一緒にリニューアルをしました。プログラマーやデザイナーなどスタッフを7人くらいそろえて運営体制を整えました。2007年の6月にはコクヨグループカウネットへ営業権を譲渡したんですが、この時月間ページビューは100万くらい。今では200万です。どんどん伸びてます。」

どら「200万とはすごいですね!運営しているスタッフは変わらずに営業権を持つのががカウネットになったということですか?」

稲留先生「そうですね、多少入れ替わりはありますが、10人くらいのチームでやっています。私は引き続き監修として携わっていまして、管理・企画をやっています。
これからも本当に楽しみです。」

どら「楽しみですね。総務の森の特徴ってどういうところだと思いますか?」

稲留先生「メインコンテンツとして、相談の広場というのがあるんですが、これがけっこう活発です。1日20件くらいの相談が入って、それにどんどん答えてくれるんですね。企業の総務担当者の方が答えることもあるし、専門家の方が答えることもあります。」

どら「それってすごいですよね。とても助かりますよね。」

SNSで仲間を

どら「では、ヒビコレSNSのほうに話をうつしますね。
ヒビコレ社労士SNSは2006年11月にスタートして、現在登録者数は600名ほど。ヒビコレ社労士受験生SNSシャラランとのコラボで2007年4月にスタートで現在登録者数は800名ほど。
最近士業SNSも増えているようですが、有資格者以上と受験生あわせて1400名というのは最大規模じゃないでしょうか。」

稲留先生「そうですね、間違いないですね。」

どら「これはどうしてはじめようと思ったんですか?」

稲留先生「社労士であることというのがいつも根底にあって、その中で自分にしかできないことをやりたい、役に立てることをやりたいといつも思っています。
私は社労士になってみて、仲間がいなかったんですね。自分が社労士仲間を作りたかったんです。」

どら「社労士仲間を作りたくて、SNSを作ってしまうと。これまで社労士専用のSNSってありませんでしたしね。」

稲留先生「システムだけ作っても、誰も使わないだろうと思ったので、作ろうという当初はリアルの場にいろいろ出ていきました。」

どら「リアルの場というのはセミナーとか懇親会とか?」

稲留先生「はい。最初に出たのは長沢有紀先生の出版記念セミナーでしたが・・・そこでどらさんに会いましたね。」

どら「私が受付をやっていて。それが出会いでしたよね。1年ちょっと前ですか。」

稲留先生「その後、どらさんに自主勉強会の飲み会に誘ってもらったりして、たくさんの人に出会って。実はそれがきっかけになってますね。」

どら「そうそう、飲み会にお誘いしましたね!でも、それがきっかけの1つになっているとは知りませんでした!
このヒビコレ社労士というネーミングの由来はありますか?」

稲留先生「日々是精進。日々是、社労士に精進する人の集まりにしたいと思ったんです。
カタカナにして、パリコレみたいに(笑)。響きがいいからっていうのが大きいです。」

どら「響きがよく、おしゃれな感じですよね(笑)受験生SNSのほうも、盛り上がってますよね!」

稲留先生「シャララン☆大沢さんにナビゲーターを頼んで、スタートさせました。私は受験生の頃仲間がいなかったですし、仲間がいたらいいんじゃないかと思いまして。」

どら「みなさん上手に活用されてますよね!通信や独学で勉強している方にとって特に心強い場になっていると感じます。」

士業ブランディング

どら「最近ヒビコレ研修マーケットもオープンしましたね。」

稲留先生「最近士業の方で自分で商材を作っている人もけっこういると思うんですね。これも私の役目かなと、またポータルサイトを作っちゃいました(笑)。
一般企業の総務人事担当者、経営者、士業開業者、開業準備中の方向けの研修教材をカテゴリ分けして、見つけやすくしています。
自分自身商材を作ることに憧れもあったので、オリジナル商品も出していきたいと思ってます。」

どら「その第一弾が、シャララン☆大沢の社労士開業者インタビューDVD〜内海正人先生〜ですね。」

稲留先生「おかげさまで売れています。それで、DVD商材製作にはまっちゃいまして、プロ用機材も買っちゃいました。凝り性なんです(笑)。」

どら「それはどんどん使わないといけませんね!」

稲留先生「はい、これからはやっぱり販促アイテムとしてDVDやCDを作らないと。士業の方のブランディングの1つとして、こういった販促物の製作からプロモーションまでやっていきたいですね。」

どら「それいいですねー!私の販促ツールも作ってもらおうかな。」

今後目指すサービス

どら「稲留先生が今後他にやりたいと思っていることは・・・」

稲留先生「ヒビコレブランドを確立していきたいと思っています。」

どら「SNSや研修教材サイトがあるわけですけれども」

稲留先生「今後さまざまなサービスを考えていますよ。年内に実現したいなと思っているのが、社労士事務所専門の求人サービス。今までにありませんから。
社労士事務所での求人はもともと多くないんですが、全国の求人を集めれば、けっこうな数になるかもしれません。小規模の社労士事務所で求人するとき、どこに広告を出すかっていうの悩むと思うんですよね。社労士事務所の求人と言えばヒビコレと言われるようにしたいです。
それから、同じくヒビコレブランドでの実務サービスも考えています。」

どら「なるほど。これからますます目が離せませんね〜!とても楽しみです!
今日はどうもありがとうございました。」

稲留先生「こちらこそ、ありがとうございました。どらさんも頑張ってくださいね。そうそう、どらさんのブログだけど、独自ドメインとったら?今のうちにやっておいたほうがいいんじゃないですか?サムコピドットコムとかで。」

どら「独自ドメイン?」

稲留先生「今のじゃやっぱり長いし。ビジネス展開考えるならもうやっておいたほうがいいですよ」

どら「そうですかー。ありがとうございます。早速調べてみます!」






インタビューを終えて

というわけで、サムコピドットコムとりました(笑)

稲留先生はいつも楽しみながら新しいことに挑戦されている印象があります。楽しむっていうの、すごく重要だと思います。楽しんでいる人の周りには人が集まりますね。SNSが短期間でこれだけの規模になったのも、稲留先生のお人柄によるものと思います。
今後のヒビコレブランドの成長がとても楽しみだなぁと思いました。
この日も実はオリジナル商品の撮影があったようで・・・

お忙しい中、本当にどうもありがとうございました!!







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