2008年02月09日
カルロス・ゴーン流リーダーシップ・コーチングのスキル
カルロス・ゴーン流 リーダーシップ・コーチングのスキル組織の中で、メンバーのモチベーションを高めて1つの目標に向かっていくためには、リーダーはどうしたらいいのか。
経営者の方、管理職の方、チームのリーダーの方はこういう悩みを抱えていると思います。
この本は、日産自動車を見事に復活させたカルロス・ゴーンのリーダーシップスタイルを研究し、「リーダーシップ・コーチング」と名づけているのですが、
リーダーが強力なリーダーシップを発揮して、日産復活というビジョン実現に向けてすべてのメンバーを率いていく。と同時に、コーチング的な手法を用いて、社員とのコミュニケーションを徹底的に重視し、メンバーの能力を最大限、導き出していく。
リーダーシップとコーチングの融合、ということなんです。
当事者意識を抱かせるというのが鍵かな、と思いました。
ゴーン氏以前の経営改革は、経営層によってプランを作り、それをトップダウンで全社に実行させようというものでした。
これに対し、日産リバイバルプランは、さまざまな部署を横断したメンバーで構成される9つのチームを作り、徹底的にディスカッションしてビジョンの提案をして、それを経営陣が検討し最終的に策定するという形。
とても時間のかかることで、会社や社員に対する信頼がなければできません。
ゴーン氏は常に会社が抱える問題もその解決策もすべて「自らのなかにある」という立場を貫いています。
こうやって自分たちで決めたビジョンなので、当事者意識が生まれ、ビジョン達成に向かって一生懸命になる。行動する。
その中でも常に今どこにいて、ビジョン達成までのギャップはどのくらいあるのか計測し伝える、社員への信頼のもと任せる、しかし最終責任についてはリーダーが負う、正当な評価をし、努力には必ず報いるということをやってきたのです。
とても勉強になりました。
組織について考えるだけでなく、個人のビジョン達成を考える際にも役に立ちそうです。
ちなみに・・・知らなかったんですけど、ゴーン氏は日産自動車の再建という激務にありながら2001年のベストファーザーオブザイヤーのイエローリボン賞を受賞しているんですって。
素晴らしいワークライフバランス。
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この記事へのコメント
1. Posted by aki
2008年02月09日 22:54
日産の再生のため、関連弱小パーツメーカーの切り捨てという非情な手段もいとわなかった辣腕ゴーン氏ですが、(エコ全盛のこのご時勢に)成し遂げた日産のフラッグシップマシン・GTRの復活というシンボリックな仕事は紛れもなく社史に残る偉業であり、(採算はともかく)それに情熱を賭す姿は全日産関連社員に彼の強烈なリーダー像を印象付ける、剛速球だったと思います。
恐らくどれほど優秀な人材であったとしても、旧態然とした日本人経営陣のままでは、日産は近いうちに世界の自動車業界の中で消滅の危機に瀕していた事でしょう。
恐らくどれほど優秀な人材であったとしても、旧態然とした日本人経営陣のままでは、日産は近いうちに世界の自動車業界の中で消滅の危機に瀕していた事でしょう。
2. Posted by aki
2008年02月09日 22:55
もの造りや人の業績の、正しき評価というのはいつの時代もリアルタイムで公平に成されることはまれで、後になってその功績や意義が日の目を見ることが数多くあります。
皮肉にも日産の社員ですら高くて買えないという、ホンマもんの勝ち組専用高級スポーツカーですが(苦笑)、GTRという車に特別の感情を持っている日産社員の矜持、当事者意識をまとめ上げるシンボルとして彼が日本の一車種に拘っていたのも、今では(どらさんの文章を読んで、より)分かるような気がします。
皮肉にも日産の社員ですら高くて買えないという、ホンマもんの勝ち組専用高級スポーツカーですが(苦笑)、GTRという車に特別の感情を持っている日産社員の矜持、当事者意識をまとめ上げるシンボルとして彼が日本の一車種に拘っていたのも、今では(どらさんの文章を読んで、より)分かるような気がします。
3. Posted by aki
2008年02月09日 22:56
日本古来のもの造りの精神・価値観と、世界規模でのビジネス感覚を冷静に折り合わせること、オンリーワンを磨き続けることなくしては現代の車社会を生き残っていけない、という賢明かつ冷徹なビジョンを持ったゴーン氏を、伝統の日産に外国人CEOとして就任させ手腕を振るわせた。
その評価は、後の時代が証明するのでしょうか。
願わくば僕が買えるようになった時(いつのことだかw)にもまだ、GTRがその魂を守ったまま生き続けていてくれると良いな、と思っています。(笑
長文失礼しました。
4. Posted by どら
2008年02月10日 12:33
>akiさん
素敵なコメントありがとうございます
GTRめちゃくちゃ高いですねぇ。汗
日本古来のもの造りの精神・価値観と、世界規模でのビジネス感覚を冷静に折り合わせること・・・
おしつけでなく、解決を日産の中にみた。これまでの慣習をばっさり切り捨てたり、厳しい判断をしながらも、常に社員には声をかける魅力的な経営者だった。これがやっぱり成功につながったのでしょうね。
素敵なコメントありがとうございます

GTRめちゃくちゃ高いですねぇ。汗
日本古来のもの造りの精神・価値観と、世界規模でのビジネス感覚を冷静に折り合わせること・・・
おしつけでなく、解決を日産の中にみた。これまでの慣習をばっさり切り捨てたり、厳しい判断をしながらも、常に社員には声をかける魅力的な経営者だった。これがやっぱり成功につながったのでしょうね。
5. Posted by
nobu
2008年02月10日 23:43
ゴーン氏がコーチングを重視していたのは、わかるような気がします。というのは、私は電話で社労士の先生からコーチングを受けてますから。自分が悩んでいることの答えは、実は自分自身の中にある。そして、それが見つかったら、納得ずくで行動できますから!
6. Posted by どら
2008年02月11日 13:31
>nobuさん
自分自身で出した答えなら、行動しようと思いますものね。
単にアドバイスや指導はありがたいことですけど、答えは自分の中にあるのですよね。
自分自身で出した答えなら、行動しようと思いますものね。
単にアドバイスや指導はありがたいことですけど、答えは自分の中にあるのですよね。



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