カルロス・ゴーン流 リーダーシップ・コーチングのスキル


組織の中で、メンバーのモチベーションを高めて1つの目標に向かっていくためには、リーダーはどうしたらいいのか。
経営者の方、管理職の方、チームのリーダーの方はこういう悩みを抱えていると思います。

この本は、日産自動車を見事に復活させたカルロス・ゴーンのリーダーシップスタイルを研究し、「リーダーシップ・コーチング」と名づけているのですが、

リーダーが強力なリーダーシップを発揮して、日産復活というビジョン実現に向けてすべてのメンバーを率いていく。と同時に、コーチング的な手法を用いて、社員とのコミュニケーションを徹底的に重視し、メンバーの能力を最大限、導き出していく。

リーダーシップとコーチングの融合、ということなんです。


当事者意識を抱かせるというのが鍵かな、と思いました。

ゴーン氏以前の経営改革は、経営層によってプランを作り、それをトップダウンで全社に実行させようというものでした。

これに対し、日産リバイバルプランは、さまざまな部署を横断したメンバーで構成される9つのチームを作り、徹底的にディスカッションしてビジョンの提案をして、それを経営陣が検討し最終的に策定するという形。

とても時間のかかることで、会社や社員に対する信頼がなければできません。

ゴーン氏は常に会社が抱える問題もその解決策もすべて「自らのなかにある」という立場を貫いています。

こうやって自分たちで決めたビジョンなので、当事者意識が生まれ、ビジョン達成に向かって一生懸命になる。行動する。

その中でも常に今どこにいて、ビジョン達成までのギャップはどのくらいあるのか計測し伝える、社員への信頼のもと任せる、しかし最終責任についてはリーダーが負う、正当な評価をし、努力には必ず報いるということをやってきたのです。


とても勉強になりました。
組織について考えるだけでなく、個人のビジョン達成を考える際にも役に立ちそうです。


ちなみに・・・知らなかったんですけど、ゴーン氏は日産自動車の再建という激務にありながら2001年のベストファーザーオブザイヤーのイエローリボン賞を受賞しているんですって。
素晴らしいワークライフバランス。


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