大好評インタビューシリーズ第15弾です!

環境系行政書士の石下貴大先生にお話伺ってきました(*゚▽゚*)


プロフィール
石下貴大(いしげたかひろ)

1978年栃木県塩谷町生まれ
栃木県立宇都宮高校卒業
立教大学法学部法学科卒業
大学在学中から司法試験の勉強を始めるも挫折の連続
27歳のとき働くお母さんの手助けができればと思い妹と一緒に有限会社アイ・パルティ設立
28歳のとき同会社設立に際し手伝ってもらった佐藤行政書士に誘われ、補助者として行政書士事務所で働き始める
佐藤事務所では主に産業廃棄物収集運搬業の許可申請に従事し、年間約100件を処理する
同年行政書士試験に合格し29歳で開業、環境に関連する許認可に特化した行政書士事務所として行政書士石下貴大事務所を開設。現在に至る。

ホームページ「古物商・産業廃棄物許可代行センター」

ブログ「環境系行政書士への道〜あきらめたらそこで終了ですよ」


インタビュー石下先生









小川「今日はよろしくお願いします」

石下先生「こちらこそよろしくお願いします。なんか緊張しますね」

小川「ホントですか?いつもどおり話してください。今日もさわやかですねー。」

石下先生「いやいや(照)」

強みをいかして、環境系行政書士

小川「石下先生は、行政書士として活躍していらっしゃいますが、何故このお仕事を選ばれたのでしょうか?」

石下先生「もともとは、司法試験に向けて勉強をしていました。2000年に大学を卒業してから、しばらくは暗黒時代です(笑)。その間、私の妹が会社を作ることになりまして。
たまたま大学の同窓会で友人と会って、その話をしたら、行政書士をやっている方がいたんです。当時は行政書士がどんなことをするのかもよくわかっていませんでしたが、会社設立できるよと言ってもらって。それでお願いしました。
その後、その友人に、『仕事が忙しくなってきたから、もし良かったら手伝ってくれないか』と声をかけてもらいました。」

小川「司法試験の勉強をしながら、行政書士の補助者をやっていたわけですか?」

石下先生「はい。最初は期間限定でという話だったのですが、忙しい期間が長くて、結局1年くらい補助者としてやっていました。そうしたら、どんどん面白くなってきました。
司法浪人のときは、必死に法律を勉強して、それをアウトプットするというのが1年に1回の試験しかなかったんですね。それが、行政書士の補助者をはじめたら、誰かの役に立つということがリアルに感じられた。すごく嬉しかったです。」

小川「なるほど・・・面白くなってきて、行政書士になることを決めた、と。」

石下先生「法律の基礎はわかっていましたから、許認可についてはすぐ出来ましたし、お客様にも説明しやすかったですね。
司法試験の科目と、行政書士試験の科目はかぶる部分があります。どうせなら受験してみようと思いました。そして自分でやろうと。」

小川「行政書士試験の受験が2007年ということですね。」

石下先生「はい。今年の最初に合格がわかって、開業したのが今年の5月です。」

小川「補助者をしていたときは、具体的に言うとどのようなことをされていたのですか?」

石下先生「産業廃棄物収集運搬業の許可申請、古物商の許可申請、建設業許可申請、それから民事系の相談も少し。」

小川「では、その頃からすでに現在の『環境系行政書士』は出来つつあったのですね。」

石下先生「そうなんです。それしか出来ないので(笑)、開業にあたって自分の方向性を決めるのは簡単でした。自分がこれまでやってきたことを強みにして、このフィールドで一番になりたい、と。私の生まれたところは田舎で、自然の中で育ちましたし、世の中的にも環境問題はクローズアップされています。これらがすべて重なったような感じですね。
なりゆきと言えばなりゆきですが(笑)、これは『縁』だと思っています。」

小川「お生まれは栃木県ですね。」

石下先生「日光の隣のほうなんですが、田舎です、山にはクマも出るような(笑)。イナゴをとるのが課外活動でした。最近は・・・実家に帰ると、ヘビがかなり減った気がしますね。」

小川「さみしそうですね(笑)。」

石下先生「オニヤンマという異常に大きいとんぼはいますけど、ヘビは減りましたねぇ・・・」

小川「行政書士の業務って、範囲がすごく広いのですよね。」

石下先生「はい。得意分野以外はアライアンスですね。やはりそれぞれ専門分野がわかれています。今一緒にいる行政書士は、私を含め7名ですが、それでもカバーしきれないです。なるべく勉強会や交流会に出て、お願いできる環境は作っているつもりです。」

ビジネスチャンスが環境にもつながる

小川「石下先生がやっていらっしゃる、産業廃棄物収集運搬業の許可申請・・・って、わかりやすく言うとどういうことですか?」

石下先生「事業活動から出るゴミを、委託を受けて廃棄物処理場へ運んでいいという許可をとることです。不法投棄をなくして、許可業者が運ぶという適正手続きですね。
よくあるのが・・・建設業で、自分のところから出たゴミは自社で処理場に運べます。でも、他の業者のゴミを業務として処理場へ運ぶというのは、産業廃棄物収集運搬業になるのでダメなんです。
あとは、中古オフィス家具を販売しているところってありますよね。あれは古物商なんですが、例えば、会社をリフォームしたいというときに、古物商を呼んでオフィス家具を買い取ってもらうとしますよね。でも、こういう机はOKですが、こっちのセルビングは産業廃棄物になるので引き取れません。リフォームする側の立場からすれば、こっちは良くてこっちはダメとなれば効率が悪いですよね。
建設業、運送業、古物商の方は、産業廃棄物収集運搬業の許可をとると、ビジネスチャンスが広がるのです。ですので、こちらからも提案させていただいたりします。」

小川「そういうことなんですか。よくわかっていませんでした。」

石下先生「古物商の方は特に、これで業績を上げています」

小川「効率がいいということは、環境にもつながりますしね。」

石下先生「許可業者が多くなれば、不法投棄も減ると思います。怖いのが、不法投棄されているものの中からどこの会社で使っていたものかわかれば、その会社が責任をとらされるんですね。ちゃんとした業者に頼んだつもりでいても、そういうことがあるわけです。意外とみなさん知らないのですが。
古物商は、まだ使えるものを捨てないということで、直接的に環境対策になっていると思います。」

小川「そうですね。リサイクルですね。」

石下先生「環境ビジネスって新しいビジネスですし、そこに行政書士がどう関わっていくかというのは当然これから開拓していく部分が多くあるのですが・・・
環境に関する情報を常に集めるようにしていますから、コンサルティングといいますか、相談や提案ができます。これまでの行政書士の枠組みを超えて、力になれればと思っています。単に許可をとって終わりではなく、アフターフォローは大切ですね。とくに力を入れています。許可申請の場合、更新や変更届というのがついてまわりますので、『そろそろ更新ですよ』とか『車は変わっていませんか』とか、サポートする。他に専門家が必要になった場合はご紹介するとか。
環境に関して、法改正はこれからたくさんあるはずです。事業者さんはチェックしようがないと思いますので、私がお伝えしていきます。そうでないと、専門家として失格だと思うんです。」

小川「素晴らしいですね。お仕事の中で嬉しい時ってどんな時ですか?」

石下先生「自分を、他の方に紹介していただける時に、『この人なら、まかせて大丈夫だから』と言っていただいた時ですね。嬉しいです。
それから、許可が出たときにお客様が一緒に喜んでくれた時。お客様とじかに接することができる仕事ですから、やはり、喜んでもらえたり、自分が役に立てたと思えたりした時は嬉しいです。」

小川「司法試験の勉強をしている時間、長かったですよね。その頃と比べて生活がすごく変わったのではないですか?」

石下先生「はい、受験生の間はマイナス思考になってました・・・(笑)新たな出会いも、一年の間に片手で足りるくらいでしたし。
今、人の『縁』というものには人一倍感謝していると思います。」

小川「弁護士を目指していたというのは、やはり人の役に立ちたいという想いからなのでしょうか?」

石下先生「はい。あと、サラリーマンに向いてないと思ったので(笑)」

小川「そうですか?」

石下先生「私の親は美容師なのですが、あんなに田舎でやっているのに、世界大会に行ったりするんですよ。自分の腕一本で世界に出て行くなんて、スゴイなと思っていまして。」

小川「ご両親が美容師さんなのですね!それでそんなオシャレな髪型なんですか?」

石下先生「オシャレかどうかわかりませんが(笑)。実家に帰っても最近は誰も切ってくれなくて困っています(笑)。
親を見ていて、私も勝負できるものが欲しいと思いました。そして、人の役に立つもの。それが、自分にとっては法律だったんです。」

経営者の視点、学生の視点

小川「石下先生は、勉強会・交流会も主催されていますよね。」

石下先生「はい、共催というかたちですが、独立経営勉強会というのをやっています。次は第3回で、テーマは『決算書の見方のあれこれ』。経営者の方と士業の方を対象にしています。
それから、今月やる予定なのが、大学生の方向けのセミナーです。就職活動の時って、会社説明会にまず行きますよね。でも士業になりたい人にはそういう場がない。行政書士試験の勉強方法から開業準備はどうしたか、開業してどのように仕事をしているかというお話を、私を含め3人の行政書士でします。このセミナーを行政書士を目指す判断材料にしてもらうということと、今つながりができていれば合格後もまた何らかの形で力になれるかなと思うのですね。
経営者の方だったり、学生さんだったり、士業以外にもなるべく多くの方と関わることで、違った視点を得られます。とても勉強になるので、こういった会は続けていきたいですね。」

小川「石下先生って活動的ですよね。」

石下先生「そう見えますよね?でも、私自身はまったく活動的じゃないんですよ・・・でも、これやりましょうっていう話になると、責任が発生するので、必ずやるんですよね。責任感が強いのです。行動力のなさは、責任感でカバーしている(笑)。」

小川「ちょうど学生さん向けのセミナーもあることですし、行政書士になりたい方へのメッセージをいただけますか?」

石下先生「開業して最初は大変かもしれません。お客様に来てもらうのは簡単ではありません。でも、ブランディングにしても、ホームページやSEOのノウハウにしても何でも勉強して実践して、自分が成長する充実感があります。それが結果につながっています。そして『ありがとう』と言ってもらえる素晴らしい仕事だと思います。」

小川「石下先生は楽しく勉強して実践している感じがしますね。
それから、石下先生は『環境系行政書士』ということで、環境についてもう少し伺いたいと思います。例えば、私たちが身近にできるエコってどういうことがありますか?」

エコと情報発信

石下先生「私たちの生活習慣そのものを、変えなくてはいけない時期にきていると思います。『大量生産大量消費』はやめなくてはいけません・・・。
捨てるものを減らすことです。身近で簡単にできることで言えば、スーパーで手前のものをとるとか。賞味期限の近いものですね。」

小川「エコバッグは持っていきますが、食材はつい奥のものをとっていました。」

石下先生「レストランなどで、出てきた料理を残してしまう人はあらかじめ『少なめにしてください』と言うとか。
今は『エコ』ということについて、飽き始めている時代だと思います。データの信憑性がどうだとか、恐怖感をあおりすぎだとかいろいろ言われています。でも、まずは興味を持つことがスタートだと思います。そのうえで自分でどう考え、どう行動するか。」

小川「はい。危機感みたいなものはあるのですが、どうしたらいいのかわからなかったり、結局いつもどおりの生活をしてしまっているのですよね・・・。
リサイクルもいいですよね?捨てないで、使う。」

石下先生「そうですね。まだ使えるもの、どう捨てたらいいかわからないものを集めて、必要なところへ配るとか、そういう仕組みが今後作れないかなぁとも考えています。やっている方はいらっしゃると思いますが、もっとその情報を発信したいですね。私にできることがあればご協力もしたいです。」

小川「情報発信ですね。石下先生はブログで情報発信をされていますね。」

石下先生「はい。ブログはすごいツールですよね。勉強会の告知もブログのみでやっていますが人が集まります。」

小川「石下先生のブログは人気が高そうですもの。」

石下先生「私はサッカーも好きなのですが、そのことについても書いていたら、サッカーチームを作ることも実現しそうです。」

小川「すごい。それは楽しみですね。サッカー以外に好きなことってありますか?」

石下先生「実はけっこう世界遺産マニアです。その中でも古城が好きです。学生の頃はヨーロッパのお城を見に貧乏旅行しました。ノイシュバンシュタイン城は良かったですね。」

小川「古城かぁ・・・」

石下先生「古いもの好きなんです。緑の中の古城は最高です。
一方で近代的なものも好きですが・・・。古城の中に最新家電を置くとか、一度やってみたいな。」

小川「えー!(笑)面白い。
最後に、今後の目標について教えてください。」

石下先生「はい。私は『環境系行政書士』としてオンリーワンになりたいと思っています。環境問題に関連する許認可を代行することで、お客様のビジネスチャンスがひろがり、その結果として環境に寄与すべく頑張っていきます。」

小川「これからも石下先生のご活躍、期待しております!今日はどうもありがとうございました!」

石下先生「こちらこそありがとうございました。」




インタビューを終えて

石下先生は、この記事からもにじみ出ていると思いますが本当に誠実な方です。

責任感が強く、ひとつひとつ真剣に丁寧にお仕事をされているのだなぁと感じました。「環境系行政書士」としてオンリーワンになりたい!という熱い想いを持ちながらも、雰囲気はとても穏やか。

そして、はしばしに
「行動力のなさは責任感でカバーしてるんです」
「ヘビが減りました・・・」
「古城の中に最新家電を置いてみたい」
といったオモシロ発言が出るところが、さらに人気の秘密のような気がしました。
(ご本人はいたって真面目!?)

また、私たちが無視できない「環境問題」。今回お話を聞いて、いろいろ考えさせられました。
これからもぜひ、情報発信していただきたいなと思います。
今後もご活躍をお祈りしております!

貴重なお話、どうもありがとうございました。






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