仕事はストーリーで動かそう
仕事はストーリーで動かそう



人間って「ストーリー」好きですよね。

太古の昔から、神話・寓話など語り継がれています。
「ストーリー」は、人に何かを伝えるとき、最も有効な方法なのです。

「ストーリー」は、人の記憶に残ります。
「ストーリー」は、ロジックを超えて、人の感情を動かします。



広告の世界では商品やサービスを宣伝するのに「ストーリー」を使うというのは常識なのですが、この本のスゴイところは、「営業や交渉、社内のコミュニケーションまで。あらゆる仕事をストーリーで動かそう」というところ!

例えば、営業の場面では、相手にストーリーの主人公になってもらう。
上司にはこまめに相談や報告をすることで、自分のストーリーに参加してもらう。

こうやって考えると、とても楽しいではないですか!

ストーリーは、語るだけではないんです。
あえて、不完全にして、参加できる余地を残すこともできる。ストーリーをどうやって作って、どうやって使うか?考えるだけでワクワクします。


特に士業の方には、最後のほうの「ストーリーブランディング」が役に立つと思います。
自分の棚卸しをして→ミッションをかかげ→自分のストーリーを作り→ストーリーに合わせて行動していく。

ちなみに、この本に書かれている「ストーリーの黄金律3要素」を紹介しますね。最低限これを知っておくと、ストーリー作りがしやすい、人類共通の感動のツボです。

1、何かが欠落している、もしくは欠落させられた主人公
2、主人公が何としてもやり遂げようとする遠く険しい目標・ゴール
3、乗り越えなければならない数多くの葛藤・障害・敵対するもの


私の知っている方でも、こういった要素の含まれたストーリーを作っていらっしゃる方は、「ゼッタイ多くの人に応援されるよなぁ〜」って思います。



著者の川上徹也さんは、フリーのコピーライターとして様々な企業の広告制作に携わり、さらに舞台脚本やドラマ・ゲームシナリオなどを手がけてきた方です。「人生のすべてをエンターテイメントに!」という素敵なミッションをお持ちです。

あとがきには、川上さんご自身のストーリーが書かれていますが、これがまたとても印象的。すっかり応援したくなっている私がいます。さすが!

これは「エンターテイメント・ビジネス書」ですね。


私と考え方が似ている、と言っては大変大変失礼なんだけれども、こういう楽しくって役に立つ本が広く読まれると私もうれしいな。


さぁ今日も、ワクワクしながら、仕事しよう(*゚▽゚*)






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