インタビューシリーズ第16弾です!お待たせいたしました
創業支援と障害年金に特化し、中野サンプラザ内に事務所を構えられている松山純子先生にお話伺ってきました。


松山純子(まつやまじゅんこ)
社会保険労務士
平成18年6月開業。
事務所は中野サンプラザ内。
創業支援と障害年金に特化している。

ブログ「松山純子の障害年金手続きで毎日走ってます日記」



小川「きれいな会議室ですね〜。今日はよろしくお願いします。」

松山先生「よろしくお願いします。」

インタビュー☆松山純子先生






創業支援と障害年金

小川「松山先生は開業して2年ちょっとということですね。最初からこちらの中野サンプラザ内に事務所を構えられたのですか?」

松山先生「最初の10ヶ月は自宅でやっていました。平成19年4月にこちらに来ました。」

小川「社会保険労務士として仕事を始める前は何をされていたのですか?」

松山先生「社会福祉法人の障害者施設で人事総務を14年やっていました。けっこう大きい施設で、全体で700名くらいいたんです。そのうち350名が障害者というところで。身体障害、精神障害、知的障害ですね。そこで、就業規則の変更とかもやることになって、これはちゃんと勉強したほうがいいなと思ったのが、社会保険労務士試験を目指すきっかけです。」

小川「もともとは、開業を目指して勉強したというわけではないんですね。」

松山先生「そうなんです。たまたま色々なタイミングが重なったのですね。平成16年に合格したのですが、そのあと少し体調を崩しまして、会社を1年半休職しました。復職はしたのですが、開業を考え始めました。その後、半年間だけ事務組合で勉強させていただきました。建設関係の事務組合だったので、毎日労災事故がありました・・・!驚きました。」

小川「そうなんですか〜。一般企業ではめったにないですもんね。それで、半年間事務組合で働いたあと、自宅で開業されたと。松山先生のお仕事の中心となっているのは、創業支援と障害年金でしょうか?」

松山先生「はい。障害者施設にいたので、障害年金はやりたいなぁと当初から思っていました。真剣にやっていきたいと思ったので、何人かにお声かけをさせていただき、今は2ヶ月に1回、東京都社労士会で障害年金について自主勉強会をやっています。もう1年以上経ちます。メンバーは10人くらいですね。」

小川「勉強会を松山先生が立ち上げたのですね。本当に行動力ありますよね!素晴らしいことです。創業支援のほうはどうですか?」

松山先生「開業してすぐ、他士業の方とつながったほうがいいかなと思ったんですね。税理士さんとか行政書士さんとかとチームを組んで。みんなで集まって、『相談会やる?』という話になりました。創業支援の相談会ですので、社労士に来る依頼というのは助成金ですね。私は相談会の中で助成金のご説明をしていました。これが東京起業支援交流会(ウーハ会)の前身です。」

小川「ウーハ会の様子を松山先生のブログでときどき拝見しますけれど、最初は相談会からはじまったのですね。」

松山先生「相談会という形だと、はじめて来る方にはちょっと敷居が高く感じるかもしれないと思いまして、交流会に変化していきました。交流会の中に相談会を設けるという感じです。」

小川「チームを組んだ他士業の方たちとはどこで知り合ったのですか?」

松山先生「ミクシィなんです。ネットで出会って、集まるわけですが、うまくいかない時もありました。この会への関わりが熱すぎても冷めすぎてもうまくいかないのですね。だから抜けていった方もいます。『お金にならない!』っていう方もいらっしゃいましたし。紹介で入ってきてくださった方もいて、今のメンバーになりました。」

小川「創業を支援する士業チームと、起業したい方の交流会ということですよね。」

松山先生「それから、起業したての方。起業した方同士の横のつながりが出来てきているんですよね。チラシをここに頼もうとか、お店に置くものをここに頼もうとか、やりとりされています。そういう意味でも、活用していただけて嬉しいです。
居酒屋をオープンされた方がいまして、交流会をその居酒屋さんでやったりもしました。」

小川「いいですね!」

松山先生「最初は、創業支援がその後どういうふうにつながっていくかわからなかったのですが、とにかく社労士というものを知ってもらおう、松山純子を知ってもらおうという考えでした。でも、助成金って何ヶ月か一緒にやらせていただきますよね。そうすると、お客様に信用してもらえるようになって、顧問契約につながったり、顧問でなくてもスポットでお仕事をいただけたりということが多いのです。実は一番お仕事をいただいているのが社労士なんです。」

小川「えー!そうですか。意外です。」

松山先生「そうですよね、意外ですよね。やってみてわかりました。とっかかりとしては良かったのかなぁと思います。」

小川「でもそれも、松山先生のお人柄だったり、姿勢がお客様の信頼に繋げているということですね。お仕事の割合では、顧問も多いのですか?」

障害年金で走る理由

松山先生「はい、顧問が一番多いです。助成金と障害年金は・・・助成金のほうが少し多いかな。でも一番やっていきたいのは障害年金です。最近ブログのタイトルも変えたんですよ。『松山純子の障害年金手続きで毎日走ってます日記』。そうしたら、問い合わせが増えました。私の場合、とくに広告も出していないのですが、障害者とネットって親和性があるのか、検索して来てくださるんですね。なかなか外に出られない方は、やはりインターネットで世界とつながるのですよ。」

小川「なるほど。障害年金って、とても大変な分野だと思うのですが、松山先生は何故、一番やっていきたいと思われているのですか?」

松山先生「いくつか要素はあるのですが、まず、ずっと福祉施設で働いていたこと。社労士として法律の知識があるだけでは、障害者の方との接し方はわからないですよね。私は10年以上接してきていますから、ある程度感覚でわかるんです。つらいことというのも、私は医者ではないのでわからない部分もありますが、理解しやすいです。
それから実は、自分がすごく身体が弱いということがあります。小さい頃から入院を繰り返していまして、数えたら20回近く入院しているんですね。昔は看護士になりたいと思っていました。医療の道に進みたかったんです。障害年金の分野は、医療に近い部分もありますよね。
社労士の仕事は色々ある中で、大変なことはあっても、この仕事はすごく頑張れます。心の芯に触れる部分があるんですよね。」

小川「お仕事の中で嬉しい時はどんな時ですか?」

松山先生「ありがとうって言われた時、嬉しいです。役に立てたという実感がある時。」

小川「今後の目標と考えていることはありますか?」

松山先生「障害年金なら松山純子と言っていただけるようになる、ということです。人事制度の勉強っていうのは、苦手なのでつらいですが(笑)、障害年金について勉強するのは全然苦にならないんです。」

東京起業支援交流会(ウーハ会)

小川「ウーハ会についてもう少し聞かせていただけますか?」

松山先生「自分の時もそうでしたが、起業したての時って、これは誰に頼んだらいいんだろう?ってわからないことが多いですよね。ウーハ会のメンバー誰か一人に『これはどうすればいいの?』って聞いていただければ、その専門家にふることができるので、お客様は動く必要がありません。そういうふうに使っていただければと思っているんです。
それから、専門家チームは6人いるのですが、自分の営業マンが5人いるような感じですね。それぞれが、『この仕事は社労士』って私にふってくれますので。やってみて気づきましたが、いいシステムになっていると思います。」

小川「素晴らしい仕組みになっているのですね。6人の方は全員士業ですか?」

松山先生「1人は不動産業です。起業する時、最初どこに行くだろう?って考えたんですね。事務所とか店舗を借りに行くよなぁって。
昔、テレビで見たのですが、甲子園の時期になると甲子園球場は、大学の看板だけになるんですって。高校生が一番いるのはどこかというのを考えた大学があったそうなんですね。それで、テレビにバーンとその大学の看板が写っているのを見て、他の大学も殺到したと。それを知って衝撃を受けました。事業ってこういうことだ、と思いました。それ以来、お客様となる人はどこにいるのか?というのを考えます。」

小川「面白いですね!勉強になりました。」

松山先生「面白いですよね。甲子園感覚(笑)」

インタビュー☆松山純子先生2







小川「交流会に参加する方はどのくらいの人数いらっしゃるのですか?」

松山先生「毎回十数名いらっしゃいます。」

小川「松山先生、実は私のこのインタビュー企画に登場してくださる方で、女性は初めてなんですよ。」

松山先生「そうですか!」

小川「女性であることで、お仕事の中でいい面や、逆に悪い面って感じることはありますか?」

松山先生「セミナーや交流会に参加すると、女性が少ないので覚えてもらえやすいです。それはトクですよね。」

小川「そうですね、少ないですよねぇ。」

松山先生「どんどん参加されるといいのではないでしょうか。女性でマイナスだったことは、感じたことはないです。」

小川「松山先生とお話していると、なんだか元気になってきますね。」

一度はあきらめた社労士受験だけど・・・

小川「最後に、最近合格発表もあったことですし、社労士受験生に向けてアドバイスをいただけますでしょうか。」

松山先生「実は私はけっこう何回も落ちているんです。あと1点の壁が越えられなくて。それで、一度受験をあきらめたことがあるんですね。」

小川「そうなんですか。」

松山先生「平成15年に一度あきらめて・・・テキストなんかはもちろん開かないですし、何もやっていない1年間だったのですが、どうもあきらめきれないというのがありました。すっきりできないんですよね。ずっと重荷のようになっていました。
平成14年に落ちた時に、恥ずかしながら大泣きをしまして(笑)。絶対合格していると思って、官報まで買いに行ったのに落ちてたんです。その時、予備校の先生が言ってくださったのは、『人それぞれ受かる時期というのがあるんだよ。その人にとって一番いい時期に合格するものだ』。
それでまた頑張って、平成16年に合格しました。
だから、もう完全に試験を受けたくないというのでなければ、葛藤がある方だったら、あきらめないで欲しいなと思います。やめてしまえば合格することは絶対にないわけですから。何年かかったとしても、合格してしまえばそれは全然関係なくなります。むしろ、一年で受かった人よりも数年かかった人のほうが、知識も定着しているでしょうし、社労士に対する想いが絶対出てくるんですよね。つらい時でも、この資格でやっていこうとか、不正はしないでこの大切な資格を守ろうとか。やればやった分だけ、合格したあとに宝物になっている気がするんですよ。
私はあきらめないで良かった、社労士になって良かったと思っています。」

小川「ありがとうございます。私のブログは受験生の読者の方も多いもので、勇気がもらえると思います!」

松山先生「あと、過去問をやるように(笑)」

小川「はい(笑)。今日はお忙しい中、本当にどうもありがとうございました!」

松山先生「こちらこそ、どうもありがとうございました。」



インタビューを終えて

写真から、うかがえるかもしれませんが・・・
松山先生はとても朗らか。表情や動きがイキイキとされていて、お話ししていると元気をもらえます。
事務所の中も少し拝見させていただいたのですが、整然とした中にもファイルがたくさん!多くの方が、松山先生を頼りにしているのだなぁと感じました。
そして、どんどんご自分から動かれるその行動力に、とても刺激を受けました。

私も頑張らなくては(●´ω`●)

松山先生、本当にどうもありがとうございました!






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