『「新・家元制度」顧客獲得の仕組み』 : 小川晶子の日常と本の話

一気に業界No.1になる!「新・家元制度」顧客獲得の仕組み―どんなビジネスにも使える! 継続率96%の秘密
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お正月、終わっちゃいましたね。いかがお過ごしでしょうか。

2009年初マインドマップです。
だいぶ慣れてきました～。（＾∀＾）
読書マインドマップは、本を読んだ後、頭の中を整理し、記憶を定着させるのに有効な気がします。
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さて、この本。「新・家元制度」というビジネスモデルについて明かしています。

著者の前田出（まえだいづる）さんは、女性起業支援として、「好きを仕事に！」をテーマに、インストラクター事業を展開されています。

「楽習フォーラム」は6年間で2万4千名のホビークラフト（ビーズ、押し花、プリザーブドフラワー等）のインストラクターを養成したそうです。
オビで、神田昌則さんが「いままでの優良ビジネスが、幼稚に思えてしまう本。」というくらい、「新・家元制度」は優れたビジネスモデルなんですね。

家元制度はもともと、
・安定的なビジネス形態
・社会貢献性が高い
のですが、以下のような時代環境の変化とあいまって、「新・家元制度」をビジネスに取り入れるチャンスがきています。

・誰がスタンダードを制するかという競争に入っている
・2008年度以降急速に展開しはじめている新映像化時代には、有利な仕組み
・2008年12月1日に公益法人制度が改定され、登記のみで一般社団法人、一般財団法人が作れるようになった

「新・家元制度」を簡単に言うと、まず「先生」を作り出し、「先生をブランド化」することによってピラミッドの頂点をひきあげ、裾野を広げていく・・・というものです。

従来の家元制度は、10段階くらいあるものを、一番下からコツコツと昇っていくという時間のかかるシステムでした。「新・家元制度」では、まず「先生」を作ってしまうことで、一気に人を集めることが可能であり、それによって業界のリーダーになることができてしまうのです。

「先生」をブランド化する方法や、イベントの仕掛け方などが詳しく書かれていて、インストラクター事業には興味がないという方にも参考になる話がたくさん載っていると思います。

前田氏が女性起業支援をしていることもあり、女性のクチコミ力や、行動力についても分析していて、興味深く読みました。
かなり読み応えがありますよ！

いつも応援ありがとうございます