最初の3秒で心をつかむビジネス文章術
最初の3秒で心をつかむビジネス文章術
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こんな人に読んで欲しい(カバーより)
・名刺交換やセールストークが苦手な人
・口ベタだけれど、デキるビジネスパーソンになりたい人
・書くことに関しては、社内の誰にも負けたくない人


いや〜この本大好きです。
自分本位をやめて、相手本位の発想で文章を書く。著者の堀内伸浩さんは、これだけで人生が変わると言います。

何を書けば、相手をうれしい気持ちにさせることができるのか?
何を書けば、相手の役に立つことができるのか?

相手の心をつかむことができる文章を、送付状やお礼状、企画書、ビジネスメールの中に取り入れます。その方法を具体例とともに解説しているのが本書です。

ビジネス文書にはひな形があって、書籍やインターネットで手に入れることができますよね。イチから考えるのは時間がかかって大変ですから、ひな形を使用するのは効率的でいいのですが、そのまま相手に届けるのはどうでしょう。



何回も会って親しい間柄なのに、「拝啓 時下益々ご清祥のことと〜」っていうお礼状が届いたら、「いつまでもよそよそしい人だな」とか「適当にひな形を使ってるんだな」という印象を与えてしまいます。

「お礼状を送った」という事実だけは評価されるかもしれませんが、心をつかむことからはほど遠いですね。ただ、私も企業の管理部門にいた時、取引先からいただいたお中元やお歳暮のお礼状はひな形そのまま使っていましたが・・・。
今は、いろいろ工夫しています。

最近おつきあいのある方は、読んでいて気持ちのいい文章でメールやハガキをくださる方が多いです。特にビックリしたのは美容業界の方々。美容院経営者の方々の飲み会にご一緒させていただいたことがありましたが、2日後くらいにたくさんお礼ハガキが届きました(すぐに書いたということですよね)。短い文章の中にも、感謝と私へのほめ言葉が書かれていて、感激しました。

それから、今日、友人と話していて素敵なことを聞きました。
友人が5年前にお客様に出したお礼ハガキの話でした。そのお客様は感激していまだに覚えているそうです。5年前ですよ!
ハガキの中味もとても素敵だったのですが、それというのもお客様に喜んでもらいたいという気持ちから書いたものだったから。



心を動かす文章を書くことを、「エモーショナル・ライティング」と呼んでいますが、エモーショナル・ライティングには基本スタンスが3つあります。

1、常に相手の立場で物事を考える
2、常に相手に対して関心を持つ
3、心に余裕を持つ


この基本スタンス、忘れずにいたいなと思います。






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