「子育ての悩み」についてリサーチする必要(と欲求)があり、母に会いに行ってきました。

自分を育てていた時、どんなことで悩んでいたか。

聞いてみたのです。

「今になってみれば、あんなに怒らなくてもよかったと思うし、あんなに叩いたりしなければ良かったと後悔してるけど・・・。当時は必死だったし、ものすごく悩んでたわ。」

私の協調性のなさに。

「3歳くらいの頃、お遊び会に連れて行っても、体操教室に連れて行っても、みんなは踊ったり走り回ったり遊んでいるのに、アンタだけすみっこで一人で本を読んでるでしょ?なんでみんなと遊ばないの!って腹が立って。本を読むなら家でできるでしょ!もう連れていかないから!って言うと、やだー行きたいーって泣くし。」

前へならえ、もできない子でした。

「この子、まったく協調性がないんです。どうしたらいいんでしょうか?ってお遊び会の先生に言ったら、
『いいんですよ、それが晶子ちゃんの個性です。みんなで同じ行動をするのが遊びなわけではなく、違うことをしていても、同じ空間にいることでつながりを感じているし、それが晶子ちゃんは楽しいんですよ。』って言ってくれて、すごく救われたけれど・・・。
学校に上がったら絶対にいじめられるだろうし、ひょっとして病気なのではと思ったり、悩んだ悩んだ。」


不思議なもので、私は今も「みんなが楽しそうにしている中に一人混じる」感覚が好きです。カフェで仕事をしたり考え事をしたりするのも、一人でライブハウスに行って考え事をしたりするのも。
知らない人たちだけど、それぞれに人生があってたまたまここの空間を共有していて、その中にポンって自分がいるという感覚。特に楽しそうな声が聞こえたりするといい。

本を読むなら家でできるでしょ!って叩かれていたようですが、「みんなの中で読みたいー!」ってことだったんでしょうね。覚えてないけど。

これは生まれつきだったのか、と発見した気分になりました(ノンキですみません)。



協調性がない
みんなと同じことができない

って母親としてはものすごく心配ですよね。私が母親の立場でも、心配で腹が立っただろうと思います(汗)。しかも私は子供の頃、斜視と言って両目が外側を向いていたもんですから、余計に怖かっただろうなと。

母親と、父親と、個性を大事にしてくれたお遊び会の先生や学校の先生、いじめないでくれた仲間たちに感謝です。
おかげでノビノビ育ちました。

「いつのまにか、つきあい良すぎる子になってたけど。ま、アンタは飽きない子だわ。」と締めくくり、子育ての悩みの話は終了。なんとなく幸せな気分で帰ってきました。








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