会社員の頃ずっとお世話になっていた上司が、いよいよ定年退職するとのことで連絡をもらい、会いに行きました。

今後のプランなど、会社で軽く相談にのったあと、かつてよく行ったシブイ居酒屋へ行き、二人で飲みました。

経理の役割とは、会計とは本来どうあるべきか、なんて語り合ってしまいました。(会社員時代はずっと経理がメイン業務でした)

経理の役割は、本来企業としての目的があり、そのうえで、PDCAサイクルで言えばチェックの部分に必要な資料を作成したりすること。戦略に必要なものです。しかし、周囲にあまり理解されず、経費の処理をするとか、売掛金の照合をするとか、それが経理だと思われてしまう。

結局、本当に大事なのは会社としての目的を、社員全員が理解していること。それぞれの部署が、それぞれの利益を守ろうとしたり、部署としての正義を言っていることが、うまくいかない原因なんだと。

難しいですね。

いま、会社にいた頃はよくわからなかったこともわかるようになりました。

売上を上げない部署はつまらないなとか、重要視されなくてもしかたないとか思ったときもありましたが、そうじゃないんです。

会社として一つの目的に向かっているんですからね。


経理は、経費を精算する部署じゃないですよ!


と、そんな夜でした。