ホームページをリニューアルしたいと思ったとき読む本
ホームページをリニューアルしたいと思ったとき読む本
クチコミを見る


LPOコンサルタントの川島康平さんの新刊です。

LPOって何か知ってる?

Landing Page Optimizationの略、すなわち「ランディングページ最適化」のことです。Web広告などのリンクをクリックしたときに、一番最初に訪れるWebページのことを「着地するページ」ってことでランディングページと呼ぶのですね。

せっかくWebページに着地しても、そのページがイマイチだとあっというまにいなくなってしまう。
だから、最適化しましょうということです。

さて、本書は「ホームページをリニューアルしたいと思ったときに読む本」。
漠然と「ホームページを変えたいなぁ」「もうちょっと変えようがあるんじゃないかなぁ」と思っている人には、すごーく役立つ本だと思います。




私はライターとしてホームページ制作に関わることも多いので、とても勉強になりました。

お客様の代わりにホームページ制作会社さんとやりとりすることも多いのですが、ホント、制作会社さんはきちんと選んだほうがいいですよ。

カッコイイデザインが得意なところは、マーケティングについて無知だったりするし。
激安をうたっているところは、最終的にランニングコストがバカ高くなったりするし。

本書にあった「いい制作会社の5条件」を紹介しますね。

1.ホームページとビジネスモデルを組み合わせて考えられる
2.レスポンスが速い
3.貴社の業界事情に明るい
4.制作だけではなく、ウェブマーケティングの知識がある
5.(予算内で)できること、できないことをはっきり言う



逆に、制作やリニューアルを依頼する側が、言うことが二転三転してコンセプトがブレてしまい、時間もかかる上にうまくいかない、しかもホームページ制作会社と険悪な雰囲気に・・・なんてことも見てきました(汗)


川島さんの言うように、「餅は餅屋、ウェブはウェブ屋」がいいけれど、やはりわかっておいたほうがいいことはあります。

ホームページは作ればいいわけではないので。
目的にあわせて、試行錯誤していくことが必要です。

今すぐできる33個の「ぷちリニューアル術」が載っており、簡単ですが「なるほどー」というものがたくさんありました。

「メニューは7個に絞る」「メニューはボタン形状に」「電話番号は全ページに」「リンク先は先に教える」「フォームの項目を消す」「『書き直す』ボタンを消す」などなど。

たとえば「フォームの項目を消す」。
資料請求は問い合わせなどで使う「フォーム」ですが、あれもこれも記入させると反応率は下がります。

だって、めんどくさいもん。

このへんの配慮も、きちんと考えましょうということです。

よく見る、「メールアドレス確認用の入力欄」も不要です。80%以上の人は、一度入力したものをコピペするので、ムダな作業です。「1時間以内に自動返信メールが届かない場合、再度お申し込みください。」といった注意書きを加えておけばいいでしょう。


Webのことはよくわからないっていう人も、専門用語をできるだけ使わずわかりやすく書かれているので、読めると思います。

自分でリニューアルしたい人にも、必見の書。




いつも応援ありがとうございます
一日二つ、こちらをぽちっと押してください!
やる気がでまーす(。・ω・)ノ゙



にほんブログ村 士業ブログへ

人気ブログランキングへ