私はブックオフも頻繁に利用しています。

たまに掘り出し物が見つかったりして、ウキウキして帰ります。

2ヶ月前くらいのことだと思いますが、いつものように「いい本ないかな〜」とビジネス書コーナー辺りをうろついていると、50代ちょっとコワモテのおじさんが、店員さんに話しかけるところを見ました。


「おう、今年の暦はあるか。」


「は、はい、探してまいりますので少々お待ちください。」



大学生くらいだと思われる、ひょろりと線の細い男性があわてたようにどこかへ行きました。

この時点で、「暦って何??店員さんは何を持ってくるのか??」と興味シンシンだったわけですが、

少しして彼はカレンダー的なものを2,3抱えて戻ってきました。

「おまえバカか!暦だよ、暦!ねぇのかよ!!」

おじさん、キレる。

「申し訳ありません、暦というのは・・・。説明していただいてもよろしいでしょうか。」

店員さん、丁寧である。


「暦も知らねぇのかよ!暦っていうのは普通、今年の運勢が書いてあるやつだよ!」


店員さんは、「申し訳ありません」と言いながら、また慌ててどこかへ行き、戻ってきました。


おじさんが欲しいのは、コレらしい。

平成22年運勢暦
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「平成20年のものならあったのですが・・・」

「今年のはねぇんだな!じゃあいいや!」


「おい!ここは古本屋だぞ!運勢を気にする前に、もっと他のことを気にしろや〜!」と私は叫びました。心の中で。

それにしても、ブックオフの店員さん、頑張っていますなぁ。。

ブックオフの教育ってすごいですよね。いつも明るく元気に「いらっしゃいませ!」「お売りいただける本がございましたら、お持ちください!」

いつでも誰でも同じなので、マニュアルっぽい感じがするんだけど、この1件でブックオフを応援するようになりましたとさ。