「また会いたい!」と思われるキャバクラ嬢のメール術
「また会いたい!」と思われるキャバクラ嬢のメール術
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めちゃくちゃ勉強になった・・・。

どんなことが書いてあるのかなーと、軽い気持ちで手に取ったのですが。
これ、キャバ嬢だけが読むのではもったいないですよ!

「気遣いの心」をベースに、人を惹きつけて、さらに絆をつくる方法がタップリ書いてあります。

モテるメールの文章とか、そういうレベルではありませんでした。

著者の酒巻明子さんは、17歳で水商売に入り、19歳でママになってから18年間ママをやっているそうです。現在は、インフィニーグループで6店舗を統括、300人以上のキャバ嬢の研修を担当。

そんな酒巻さんが言うには、売れっ子とそうじゃない子の決定的な違いは、「メール」なんです。それも、単純に「頻度」が問題。内容よりも、やりとりの回数が重要なのだそう。



本書の中には「ナンバーワンキャバ嬢の1週間メール例」も載っていますが、確かに内容は普通・・・。

まぁ私の普段の携帯メールよりはカワイイけれど、ちょっと無理すれば(?)できる程度。

「自分の時間を使ってメールを送ってくれている」
「なにかメールをすると、すぐに返事をくれる」

これがお客さまにとって、すごく嬉しいことなんです。

お客さまは、この「気遣い」にお金を払っているんですって。(そうなの?)

しかも最近は、「若くてキレイ」はあくまでオプションなんですって。(そうなの??)

気遣いができる、仕事のできるキャバ嬢に悩みを聞いてもらいたい、優しくされたい人が増えているのだそうです。


酒巻さんは、キャバ嬢の教育に力を入れています。

メールの指導もそうですが、全店舗で徹底しているのが「挨拶」です。女の子全員がお客さまに挨拶をするそうです。
指名した女の子だけでなく、他の女の子全員がお客さまを歓迎していることを、言葉と行動ではっきりと伝えているのです。

こんなところからも酒巻さんの人気の理由がうかがいしれますね。
他にも、読んでいてハっとする部分を引用しておきたいと思います。


メールを送る前にお客さまの顔を思い浮かべて、そのメールを見てにこにこするかどうかを想像するのです。想像できたら、そのメールは合格点。


ファンを大切にしなければ店の経営は成り立ちませんが、そもそもお客さまはみんなファン候補なのです。だから、すべてのお客さまを大切にしなければファンは生まれていきません。


知識をひけらかすために、私たちは言葉遣いやマナーを学ぶのではありません。気遣いや思いやりをかたちに表すために学んでいるのです。




男性諸君も読むべし