最近、新書にも派手な帯がついてますよね。昔は考えられなかったけど。

新書の発行点数もどんどん増えています。

asahi.com「『何でもあり』の新書ブーム、市場沸騰 書店棚ぎっしり」によると、2000年に新書を出していた出版社は20社余り、発行点数は850点程度。それが2008年には少なくとも40レーベル以上から1,500点出ているとのこと。

新書も単行本と変わらなくなってきていて、売れなければ棚から消える。だから、いかにして手に取ってもらうかを考えなければいけないわけですね。

『キズナのマーケティング』というソーシャルメディア(ブログ、ツイッターなど)マーケティング手法についての新書にもこんな派手な帯が・・・。

キズナのマーケティング ソーシャルメディアが切り拓くマーケティング新時代 (アスキー新書)
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キズナマーケティング










コピーは「ツイッターだけでモノは売れません!御社は明日の売上をつくる消費者とのキズナを結べていますか?」

普段スーツの人が、アロハシャツを着ているところを街で偶然見かけたときのような違和感!この気持ち悪い感覚で、手にとってしまうこともありますね。

もちろんそれだけではダメで、この帯の場合はキーワード「キズナ」を極端に大きくしているのがいいのだと思います。

最近とくに私の中で「絆」はキーワードになっているため、このでかでかとした「キズナ」には吸い寄せられました。


さまざまに自己主張する新書の帯・・・。今後も気になります。