こんにちは。さむコピ小川です。

土曜日は「ベストセラーズサミット」(FMラジオ「ベストセラーズチャンネル」公開録音イベント)へ行ってきました!

FM東京ホールには初めて足を踏み入れました。気合いを入れて(?)早めに行ったので、一番前、司会の目の前の席で見ることができました。

構成はこんな感じ。

◆オープニング◆
絵本からのダンス(こども達によるダンスパフォーマンス)
 クリエイティブキッズ

◆第1部◆
基調講演:
(財)文字・活字文化推進機構会長 福原義春氏(資生堂名誉会長)

◆第2部◆パネルディスカッション
ゲスト:
 昭和女子大学 学長 坂東眞理子氏
 作家・書誌学者   林望氏
 経営コンサルタント 神田昌典氏
コーディネーター:
 フリーアナウンサー 梶原しげる

◆第3部◆音読・朗読
 音読:子供たち
 朗読:「橋をかける」 小川もこ


2010年は「国民読書年」であり、「電子書籍元年」です。

豪華なゲストの方々とともに、「本」の思い出や、子どもたちに伝えていきたいこと、これからの本について考えるイベントでした。

パネルディスカッションでは、梶原しげるさんの軽快なトークでしばしば笑いが起きながら進行していました。でも、内容はとても濃かった!

印象に残っていること箇条書き。


・子どもたちが自然と本に親しむようにするには、「読み聞かせ」がいい。
・本はモノとして、置いておく必要がある。
・子どもに本を選ばせる。「いい本」ではなく「面白い本」。
・古典は面白いから読み継がれている。
・書き手と読み手の垣根がなくなる。
・電子書籍ができたことによって、本当にいい本が紙の本として出るようになる。
・これからは、「リアルの場」が求められるようになる。著者もどんどん外に出て読み手と交流すべき。
・書店が「リアルの場」を提供できるようになるといい。


第3部では、美智子様の『橋をかける』朗読をピアノの演奏とともに聞いたのですが、これがすごく良かったです。やさしく美しい言葉に、つい泣けてきてしました。

橋をかける (文春文庫)
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読書体験は、私の中に根っこをつくり、翼をつくる・・・。

『橋をかける』は買ってじっくり読みたいなと思います。


このイベントはラジオ番組「ベストセラーズチャンネル」で聞くことができます。放送は8月21日と8月28日だそうです。