欲しい ほしい ホシイ── ヒトの本能から広告を読み解くと
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こんにちは。さむコピ小川です。
土曜日は「言葉とビジュアルでつくる最強のプロフィール講座」でした!
当日の様子、いただいた感想などはまたのちほどアップしたいと思います
さて・・・。
この本。
いろいろな意味で衝撃を受けました。
まず、一般の単行本とは違うかたち、つくり。
普段、ビジネス書に携わっている私としては、書き出しが一文字下がっていないことも気になってしまう。四六判じゃないし、350ページもあるし、売れる本のセオリーからもはずれています。
でも、なんか気になる!と手にとりました。
著者はコピーライターでクリエイティブディレクターの小霜和也さん。
プレステ3とかキリン一番搾りなんかの広告クリエイティブをやっている方です。
コピーライターの方が書く本はいろいろありますが、多くは、「いいコピーについて」「コトバへのこだわり」「体験談」「発想法」がメインです。
ところが・・・
本書は、「本能から広告を読み解こう」というもの。
異色です。
独特です。
これがすごく面白い。
たとえば、ある広告がずっと覚えらものであるためにはどうしたらいいか考えるにしても、ヒトの本能や無意識から読み解いていくのです。
ヒトの記憶システムは、コンピュータとはまったく違っています。
森でクマに遭遇したら、「死んだフリ!」というように、そのとき最重要であると思われるデータを最初にひっぱりあげることで、緊急事態に対応できるようになっているんですね。
だから、広告は、店頭で思い出してもらえるように、「キュー」をつくって記憶してもらう必要がある。
こんな話を、すごくわかりやすく噛み砕いて書いています。
そして、さすがコピーライター。
言葉をぎゅっと凝縮して表現するのが上手です。
「ん?」と興味ひかれる言葉があちこちにあります。
「生命とは自己増殖するデジタル情報メディアである」
気になるでしょう?
ここからまた、ヒトの本能に関する論が展開されていきます。
小霜さんが本書で主張しているのは、「理性だけではなく、本能や無意識の働きも見据えて広告表現を考えるべき」ということです。
とても勉強になりました。
広告に関わる人にはぜひ読んでもらいたい1冊です!
異色です。
独特です。
これがすごく面白い。
たとえば、ある広告がずっと覚えらものであるためにはどうしたらいいか考えるにしても、ヒトの本能や無意識から読み解いていくのです。
ヒトの記憶システムは、コンピュータとはまったく違っています。
森でクマに遭遇したら、「死んだフリ!」というように、そのとき最重要であると思われるデータを最初にひっぱりあげることで、緊急事態に対応できるようになっているんですね。
だから、広告は、店頭で思い出してもらえるように、「キュー」をつくって記憶してもらう必要がある。
こんな話を、すごくわかりやすく噛み砕いて書いています。
そして、さすがコピーライター。
言葉をぎゅっと凝縮して表現するのが上手です。
「ん?」と興味ひかれる言葉があちこちにあります。
「生命とは自己増殖するデジタル情報メディアである」
気になるでしょう?
ここからまた、ヒトの本能に関する論が展開されていきます。
小霜さんが本書で主張しているのは、「理性だけではなく、本能や無意識の働きも見据えて広告表現を考えるべき」ということです。
とても勉強になりました。
広告に関わる人にはぜひ読んでもらいたい1冊です!