プラットフォーム戦略
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こんにちは。さむコピ小川です。

土曜日の中山マコト先生出版記念パーティーでは、泥酔してしまいました・・・。モエヤン歌うますぎです。中山先生も歌うまいです。面白かった!!

さて、今日ご紹介するのは、いまもっとも注目されている、世界最先端の経営戦略。

『プラットフォーム戦略』です。

プラットフォーム戦略とは、簡単に言うと「場」をつくることです。

グーグル、アマゾン、楽天市場などのように、

1.多くの関係するグループを「場」(プラットフォーム)に乗せ、
2.マッチングや集客などさまざまな機能を提供し、
3.検索や広告などのコストを減らし、
4.クチコミなどの外部ネットワーク効果を創造する


ことで、新しい事業のエコシステム(生態系)を構築。

複数の企業と提携するため、従来の経営戦略とは大きく異なります。

本書は、おサイフケータイ普及成功の立役者で、日本におけるプラットフォーム戦略の第一人者、平野敦士カール氏と、プラットフォーム戦略論の世界的権威というアンドレイ・ハギウ氏が、

「早くこの最先端の戦略を知らせないと、日本企業は世界との戦いに負けるのでは」

という強い危機感を持って書いたそうです。

たとえば、ソニーをまねて成功したアップル。

アップルは2003年4月に、音楽ダウンロードサービスを始めました。iTunesと、音楽を持ち歩けるiPodです。

アップルの音楽配信におけるプラットフォーム戦略は、ソニーのプレイステーションでのプラットフォーム戦略を踏襲していました。

しかし、ソニーは自社の成功から学び、活かすことができませんでした。

ソニーがアップルに負けるのは、技術的な問題ではなく、プラットフォーム戦略思考が欠けているからではないか、と著者は言います。


いまもっとも注目すべき電子書籍のプラットフォームには、どう参加すべきか?

プラットフォーム戦略思考が身につけば、こういった問題にも適切に対処できるようになるのでしょう。

世界のさまざまなプラットフォームに注目していきたいと思います。



ちなみに、平野敦士カールさんが「もっとも成功しているプラットフォームのひとつ」と言っているのが前田出先生提唱の「新・家元制度」です。

インストラクターを育てるビジネスモデルですね。

私も事務局としていろいろ関わらせてもらっていますが、つくづく素晴らしいビジネスモデルだと感じます。


前田先生と平野さんの対談もぜひお聞きください!
(アップルのプラットフォームを使って音声配信しています!)

「0から1を生む力」