誰かのためなら人はがんばれる 国際自立支援の現場でみつけた生き方
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「自立は人を幸せにする」---。

1994年に旧ユーゴスラビアでの活動をきっかけに発足した特定非営利活動法人ジェン(JEN)は、世界各地で起きた紛争や自然災害などにより、厳しい状況におかれてしまった人々の自立を支援する活動をしています。

理事・事務局長の木山啓子さんは、国際協力の現場で経験したこと、感じたことから「幸せとは何か?」をあらためて考えさせてくれる本書を書きました。

食べたいだけ食べられる生活をしながら、家族との大切な時間を感謝できない人と、わずかな食物を分かち合っているからこそ、家族との時間を楽しめる人、どちらが幸せなのだろう。


民族浄化とまで言われ、激しい闘争が繰り広げられた旧ユーゴスラビアのボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボ出会った一家のお父さんは、こんな話をしてくれたそうです。

「戦争前は、よく働いた。働いて働いて土地を買い、家を建て、少しずつ生活を積み上げていったんだ。でも、お金で買ったものはすべて戦争で失ってしまった。失って初めて気づいたのは、それまで気にも留めていなかったものの大切さだった。お金で買えるものは、すべて失うことができる。それにも気づいたけれど、本当に大切なのは、家族との愛情にあふれた日々とその思い出。本当に大切なものは失うことができない。でも、こんな目に遭うまで、そういうことの大事さをないがしろにしていた自分に気づいた。」


本当は、幸せはすでに自分の中にあるのです。

でも、「ないもの」に目を向けて、不満を感じてしまう。当たり前だと思って感謝しなくなってしまう。


3.11以降、私もはじめて「ああ、この生活は当たり前じゃないんだ」と本当に感じるようになりました。


幸せを感じる心は、木山さんが言うように「自立」が育むのかもしれません。

必ずしも経済的自立を指すのではなく、精神的な自立です。

自分の足で立って、あらゆることを自分のこととして引き受け、前に進んでいく力です。

自立していれば、人と比べたり、人のせいにしたりしないでしょう。


政治が悪い、制度が悪い、「なんとかしてほしい」と言うばかりではなくて、自分の課題として考え、協力しあって解決に向かうこと。

そんな自立した人たちが増えたら、もっと幸せな世界になりそうですね。


私も自立した人間になりたいです。



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