今日はこんなイベントに行ってきました!
デザイントークショーin TOPPAN 「電子雑誌のつくりかた」
電子雑誌のパイオニアによる、ホンネ満載トークショーです。
2時間タップリ話してくださったのは、こちらのお三方。
↓
アートディレクター野口孝仁氏(ダイナマイト・ブラザーズ・シンジケート/代表取締役)
『houyhnhnm』発行人である蔡俊行氏(株式会社ライノ/代表取締役)
ソフトウェアデザイン・開発をしている植野博氏(株式会社プロフィールド/代表取締役)
『houyhnhnm』(フイナム)をご存じでしょうか?
メンズファッション、カルチャー、ライフスタイルの情報たっぷりの電子雑誌です。
*webマガジンはこちら
2004年からwebマガジンとして発行されていたフイナムですが、2010年にはiponeアプリ「フイナム」、iPadアプリ「別冊フイナム」がリリースされています。
別冊フイナム、すごいです。
iPadを持っている方は、ぜひダウンロードしてほしい。無料です。
私もダウンロードしてペラペラめくってみましたけど、「うわー、電子雑誌ってこんなことができちゃうんだ!」と興奮しました。
たとえば、360度回転する洋服。
「この服よさそうだな」と思ったら、タッチしてくるくる回せちゃう。
指を動かして、トップスとボトムスを組み合わせてコーディネートが楽しめちゃう。
ムービーも見れる。音も出る。
紙の雑誌ではできないことが、イロイロできて楽しいのです。
これが無料!?とビックリです。
あれ、でも「別冊フイナム」は2010年秋にリリースしたっきりになってる・・・。(iphoneアプリ版フイナムは継続しています)
今回のトークショーのサブタイトルは「アプリをつくってみたものの・・・」。
そうなんです。
つくってみたものの、iPadを持っている人がまだ少なく、その中でもメンズファッションに興味のある人で、さらにこのアプリの存在に気づく人は、少なかった!という。
App storeのライフスタイル部門第2位にはなったけれど、超豪華な電子フリーペーパー「別冊フイナム」は、1号で止まってしまったのです。
早すぎた、ということなのでしょうか。
私の周りはiPadを持っている人は多いですが、仕事系ツールを使うくらいなような。私もそうです(っていうか、全然使いこなしていない・・・)
いろいろ使ってみたい気はあるのです。
でも、どれをどう使えばいいのか、面白いアプリはどうやって探したらいいのかわかんない状態。
だから結局、PCとか携帯と同じような使い方をしているのみ。
たとえば、youtubeの動画を見るとかね(汗)
さて、トークショーではそういった電子雑誌制作の舞台裏のほか、
電子雑誌の未来は?
ぶっちゃけ、アンドロイドってどうなのか。
アップルのアプリの申請が通る基準って?
ソーシャルメディアは電子媒体の宣伝に使える?
アメリカの電子出版事情。
出版系アプリ成功事例
デジタルパブリッシングの次に来るもの
なんていう盛りだくさんな濃いトークで、あっというまに時間が過ぎました。
めちゃくちゃ面白かったです。
アンドロイドユーザーは、有料アプリを買わないという話、よく聞きますね。
アプリに興味がある人はアイフォンを持っていて、ちょっと層が違うようです。
でも、問題はそれだけではありません。
アイフォンはアップルがアプリをしっかり審査しています。審査に通るということは、アップルのお墨付きをもらったということです。
一方グーグルは、アンドロイドもwebのように考えており、よほどのことがない限りOK、全部見せましょうという文化。
植野さんは、アンドロイドでアプリをリリースするには、セキュリティの脆弱性が一番の課題と言っていました。
一生懸命開発したアプリをアンドロイドで販売すると、そのプログラムをすべて見ることができてしまうそうなのです。コピーされてしまうおそれがある、ということです。
植野氏「1時間もあれば海賊版ができるでしょうね。」
プログラムを取得する方法は私にはわかりませんが・・・。
アンドロイドはこれからもユーザーを獲得し、拡大していきそうです。
アプリ開発者としては、「やっぱりアイフォン?でも、アンドロイドも無視できない?」と悩ましいですねー。
それにしても、技術の進歩はすさまじいですね。
まだまだ課題はあるのでしょうが、「新しいカタチの本・雑誌」ができていくのは間違いありません。
ずっと紙の雑誌をやってきた野口さんは「なんとかクロスメディアでやっていく道がないか、模索していきたい」と話していました。
それからこれは打ち上げでの話ですが・・・(参加させていただきました。ありがとうございます)
野口さん「IT系の人が、ジョブズの本はデータでなく紙で持ちたいと言っているのを聞いて嬉しかったね。やっぱり紙の本はプロダクトとして魅力があるんだ」
うん。
サービスでなく、プロダクトとしての価値。
アメリカとはちょっと事情が異なって、日本人は紙の雑誌や本に対する愛着が大きいようです。
こだわりは捨てず(余計なコダワリは捨てて)、電子だからできること、紙だからできることを追求していきたいですね。
一日1クリックしてもらえると、元気が出ます
「リーダーズリーダーズ」でこの記事をチェック!
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
「行列ができるプロフィール作成講座」教材販売中です。
デザイントークショーin TOPPAN 「電子雑誌のつくりかた」
電子雑誌のパイオニアによる、ホンネ満載トークショーです。
2時間タップリ話してくださったのは、こちらのお三方。
↓
アートディレクター野口孝仁氏(ダイナマイト・ブラザーズ・シンジケート/代表取締役)
『houyhnhnm』発行人である蔡俊行氏(株式会社ライノ/代表取締役)
ソフトウェアデザイン・開発をしている植野博氏(株式会社プロフィールド/代表取締役)
『houyhnhnm』(フイナム)をご存じでしょうか?
メンズファッション、カルチャー、ライフスタイルの情報たっぷりの電子雑誌です。
*webマガジンはこちら
2004年からwebマガジンとして発行されていたフイナムですが、2010年にはiponeアプリ「フイナム」、iPadアプリ「別冊フイナム」がリリースされています。
別冊フイナム、すごいです。
iPadを持っている方は、ぜひダウンロードしてほしい。無料です。
私もダウンロードしてペラペラめくってみましたけど、「うわー、電子雑誌ってこんなことができちゃうんだ!」と興奮しました。
たとえば、360度回転する洋服。
「この服よさそうだな」と思ったら、タッチしてくるくる回せちゃう。
指を動かして、トップスとボトムスを組み合わせてコーディネートが楽しめちゃう。
ムービーも見れる。音も出る。
紙の雑誌ではできないことが、イロイロできて楽しいのです。
これが無料!?とビックリです。
あれ、でも「別冊フイナム」は2010年秋にリリースしたっきりになってる・・・。(iphoneアプリ版フイナムは継続しています)
今回のトークショーのサブタイトルは「アプリをつくってみたものの・・・」。
そうなんです。
つくってみたものの、iPadを持っている人がまだ少なく、その中でもメンズファッションに興味のある人で、さらにこのアプリの存在に気づく人は、少なかった!という。
App storeのライフスタイル部門第2位にはなったけれど、超豪華な電子フリーペーパー「別冊フイナム」は、1号で止まってしまったのです。
早すぎた、ということなのでしょうか。
私の周りはiPadを持っている人は多いですが、仕事系ツールを使うくらいなような。私もそうです(っていうか、全然使いこなしていない・・・)
いろいろ使ってみたい気はあるのです。
でも、どれをどう使えばいいのか、面白いアプリはどうやって探したらいいのかわかんない状態。
だから結局、PCとか携帯と同じような使い方をしているのみ。
たとえば、youtubeの動画を見るとかね(汗)
さて、トークショーではそういった電子雑誌制作の舞台裏のほか、
電子雑誌の未来は?
ぶっちゃけ、アンドロイドってどうなのか。
アップルのアプリの申請が通る基準って?
ソーシャルメディアは電子媒体の宣伝に使える?
アメリカの電子出版事情。
出版系アプリ成功事例
デジタルパブリッシングの次に来るもの
なんていう盛りだくさんな濃いトークで、あっというまに時間が過ぎました。
めちゃくちゃ面白かったです。
アンドロイドユーザーは、有料アプリを買わないという話、よく聞きますね。
アプリに興味がある人はアイフォンを持っていて、ちょっと層が違うようです。
でも、問題はそれだけではありません。
アイフォンはアップルがアプリをしっかり審査しています。審査に通るということは、アップルのお墨付きをもらったということです。
一方グーグルは、アンドロイドもwebのように考えており、よほどのことがない限りOK、全部見せましょうという文化。
植野さんは、アンドロイドでアプリをリリースするには、セキュリティの脆弱性が一番の課題と言っていました。
一生懸命開発したアプリをアンドロイドで販売すると、そのプログラムをすべて見ることができてしまうそうなのです。コピーされてしまうおそれがある、ということです。
植野氏「1時間もあれば海賊版ができるでしょうね。」
プログラムを取得する方法は私にはわかりませんが・・・。
アンドロイドはこれからもユーザーを獲得し、拡大していきそうです。
アプリ開発者としては、「やっぱりアイフォン?でも、アンドロイドも無視できない?」と悩ましいですねー。
それにしても、技術の進歩はすさまじいですね。
まだまだ課題はあるのでしょうが、「新しいカタチの本・雑誌」ができていくのは間違いありません。
ずっと紙の雑誌をやってきた野口さんは「なんとかクロスメディアでやっていく道がないか、模索していきたい」と話していました。
それからこれは打ち上げでの話ですが・・・(参加させていただきました。ありがとうございます)
野口さん「IT系の人が、ジョブズの本はデータでなく紙で持ちたいと言っているのを聞いて嬉しかったね。やっぱり紙の本はプロダクトとして魅力があるんだ」
うん。
サービスでなく、プロダクトとしての価値。
アメリカとはちょっと事情が異なって、日本人は紙の雑誌や本に対する愛着が大きいようです。
こだわりは捨てず(余計なコダワリは捨てて)、電子だからできること、紙だからできることを追求していきたいですね。
一日1クリックしてもらえると、元気が出ます
「リーダーズリーダーズ」でこの記事をチェック!
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
「行列ができるプロフィール作成講座」教材販売中です。