だいぶ間が空いてしまいました・・・このシリーズ。


学校の宿題で取材しに来てくれた中学生さんに「売上はいくらですか?」と、ドストレートな質問をされ、「会社全体の売上がこれこれで、何%くらいがコピーライティングだから・・・モゴモゴ」と口ごもった反省から、書き始めて11回目。


コピーライターになりたい!
ライターになりたい!

と思う人が当然知りたいと思われる「実際、いくら稼げるの?」という話を、私の例を明らかにしながら連載しているのであります。


ブラックボックスにしておきたい誘惑に勝った自分、すごくないですか(笑)。

というか、書き始めて自分でも面白くなっちゃって、やっているんですけど。


さむらいコピーライティングは2月決算で、先日ようやく決算業務が終了しましたので、ライティングのお仕事でいくら稼げたのかを確認してみたいと思います。

純粋に、私一人でライティングで得た売上(年間)を集計しています。

「書いて、いくら?」ということです。


書籍        497万
小冊子・テキスト  95万
WEBライティング 104万
会社案内等     45万
プロフィール     80万
TV番組構成     157万

合計         978万

*印税は含みます。関連のセミナー講師料や教材販売は含みません。
*プロフィールは昨年8月よりメニュー化したので、8~2月分。それ以前はWEBライティング等に含まれています。
*売上金額であって、利益ではありません。


純粋にライティングのみで計算すると1千万にちょっと届かない感じです(´;ω;`)

嘘偽りないリアルな数字です・・・。


労働時間はどうなんでしょう?
体感的にはかなり忙しい感じですが、これ以外にもセミナー企画運営や講師などさまざまなことをやっているので、ライティングだけだったら、実はそれほど忙しくないのかもしれません。

私は常に新しい何かに投資できる状態でいたいというのがあって。

毎年新しいことにチャレンジしています。
時間とお金と投資しますが、うまくいくもの・いかないものがあります。

赤字部門もありますし(汗)、投資に対する回収は2〜3年かかるのが普通です。


でも、

書く仕事+セミナー企画運営事務局+講師などの仕事+新たな挑戦


現在のところ、こういったポートフォリオを組んでやっているのが私にとって幸せな働き方です。
楽しいことしかやっていないですしね。



えーと、話が逸れましたね。


「書いて収入を得る」ということで考えると、ほぼ無名の私の例から言っても、個人で1千万の売上はなんとかいけるのではないでしょうか。
ただし「売上」なので、ここから経費を支払うわけですが。

また、私のようにコネなし実績なしでいきなりフリーで書き手になる場合、営業にコストがかかるのかもしれません。ただ待っていてもお仕事はやって来ませんからね。
私は、他のさまざまな事業をやっていることが結果的に「営業」の代わりになっている気がします。


そんなことで、参考になりましたかね〜?


私自身も書きながら勉強になりました(*'-'*)


次は、稼ぎ以外の話で(笑)、連載したいと思います!


これから書いて食べていきたい、という方いましたら相談に乗りますよ
気軽にご連絡くださいな。


シリーズまとめ読み!
ライターはいくら稼げるのか(1)
ライターはいくら稼げるのか(2)
ライターはいくら稼げるのか(3)原稿料の相場
ライターはいくら稼げるのか(4)原稿料の見積もり
ライターはいくら稼げるのか(5)夢の印税
ライターはいくら稼げるのか(6)印税の支払われ方
ライターはいくら稼げるのか(7)印税の契約
ライターはいくら稼げるのか(8)夢の印税ふたたび
ライターはいくら稼げるのか(9)コピー料は高い?
ライターはいくら稼げるのか(10)コピー料のいいところ


<追記 2016年2月2日>
「ライターはいくら稼げるのか」シリーズが電子書籍になりました!
大幅に加筆修正し、さらにコンテンツを追加(ボリューム的には3倍くらい)してまとめています。






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ユーストリーム番組「イカスヒトTV」 Vol.4のテーマは「日本の技:掛け軸」です!
掛け軸師の佐河太心さんにお話伺います。
4月19日20:00〜21:00生放送!

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