面白い本屋をつくろうの記事から約4カ月経っていますが、ようやく本格的に本屋開業について調べだしました。

備忘録的に、ちょこちょこ書いていこうと思います。


まず、私が今やりたいと思っているのは「イカスヒト書店」です。


ユーストリーム番組「イカスヒトTV」同様、「人を活かす、人を生かす、いかす人」がコンセプトです。


コンセプトに合う本を厳選して並べたいので、専門特化型の書店となります。イカスヒトコミュニティとしての機能を持たせ、勉強会やミーティングができたり、イベントができたりするのが理想です。

イカスヒトTVやイカスヒトリトルプレス(出版物)と連動して、フェアもやりたいです。
たとえば、「森」をテーマに番組や出版物を作ったら、イカスヒト書店は森に関連する本を並べて、内装も森っぽくするとか・・・。

専門特化型なので、新刊・古書に関係なく「これ!」という本を並べたいのですが、調べてみるとけっこう難しいようですね。


新刊を仕入れるには、取次(出版社と書店を結ぶ流通業者)と契約をするのが通常で、取次が強いのです。月の売上が300万円程度はないと取引してもらえないとか、小さな書店は欲しい本があっても後回しにされちゃうとか、古書を扱うのを嫌うとか、そんな情報が出てきます。

海外の本屋さんのように、たとえば医学書専門とかミステリー専門とか「専門特化した街の本屋さんをやりたい!」と思う本好きの人々は、「日本の業界事情では、古本屋をやるしかなさそうだ」というところに落ち着きます。

古本屋でしたら、自分で仕入れて、自分で値付をして販売することができます。

こういった業界の構造により、

古本屋は個性的だけど、新刊書店は金太郎飴(どこも同じで個性がないってこと)

なんて言われているんですよね。


でも、できないことはないはず!

新たな可能性を探りつつ、イカスヒト書店構想を練りたいと思います。



*こちら参考になります。

Yahoo知恵袋 「本屋の開業について」


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次回の「イカスヒトTV」5月17日(木)20:00〜21:00生放送!

オタク文化愛好家の藤原実さんをゲストに迎えて「オタクの才能」について語り合います。

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*イカスヒトTVアーカイブはこちらから見れます。

Facebookページ「イカスヒトtv」にも情報を載せています。