萌えビジネスに学ぶ「顧客を熱中させる」技術
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「萌え」は決して、いかがわしいものではありません。
非常に高度なマーケティング手法です。
「お金をかけずに、いかに熱狂的ファンを作るか」


熱狂的ファンをつくるコツが学べる本書!

藤原実さんの新刊です。最近、本屋さんでこのハデな表紙が目に飛び込んできます〜。


「萌え」って、なんなのでしょう。

Wikepediaによると、
萌え(もえ)とは本来の日本語では、草木の芽が出る(伸びる)様を言う。

一方でオタク文化におけるスラングとしては、主にアニメ・漫画・ゲームソフトなどにおける、登場キャラクターなどへのある種の強い好意などの感情を表す言葉として使用されている。また、そこから転じた若者言葉では、同様のニュアンスがより広い対象に対して用いられる。


好き!たまらん!

もえ〜っ!


っていう瞬間、ありますよね。少々金額がはろうが、「関係ない!欲しくてたまらない!むしろ、安すぎる!」



どうしてこんな心理状態になるのでしょう。

藤原さんによると、大原則は「ユーザーが商品・サービスそのものに参加できるような仕組みの構築」。ユーザーを巻き込み、ユーザー自身がコンテンツになっていく仕組み、そして、その状況を誰かに伝えたくなる気持ちになる力を「ものがたり力」と呼び、どうやってその「ものがたり力」を高めていくのかを本書で解説しています。

商品 と 客
作品 と ユーザー

という構造ではなく、ユーザーが作品そのものになっていくという状況。

自分と商品との境界が消えていくような精神状態。

これがキモなんですね!
単に「萌えキャラ」を商品にくっつければ売れるわけではありません。「ものがたり力」がないから。


私がビビビときたのは、ゲーミフィケーションについて書かれているあたりでした。
ゲーミフィケーションとは、「ゲーム的な仕組みを使って、プレイヤー(ユーザー)を楽しませること」です

簡単な例では、ポイントを集めてグッズがもらえる仕組みや、物事を達成したときにバッヂがもらえる仕組みなどですね。

AKB48は、参加型のゲーム的な要素がかなりあります。
総選挙に代表されるイベント、計量化される得票数など・・・。


藤原さんに「ゲーミフィケーション気になります!」って言ったら、本当はもっとたくさん書いたのだけど、この本には載せられなかったという話をされていました。

明日いろいろ聞けるかしら?

最近、ゲーミフィケーション関連の書籍をたくさん読んでいます。


あ、そうそう、「萌えキャラ」が描けるようになりたいと思って、ちょっと練習しました。
明日披露できればと思っています。




明日の「イカスヒトTV」予告はこちら





5月17日(木)20:00〜生放送!

私は〇〇オタクです
好きなものにハマれる才能
ゲーミフィケーションって




放送後にはアフタートークもやります(生放送のみ)。

ぜひご参加くださいね!


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*イカスヒトTVアーカイブはこちらから見れます。

Facebookページ「イカスヒトtv」にも情報を載せています。