1月17日の「イカスヒト無駄会議」にむけて、齋藤寛さんと会議。

なにをもって「無駄」と言うか?

近代合理主義、いきすぎた個人主義が自分たちを苦しめているような現代の日本において、宗教性あるいはスピリチュアリズムあるいは道の精神を再考し、あらためて「無駄」を考えたいのだ!と息まく私に、音楽・音環境がご専門の立場からまたあらたな視点をくださった。

曰く、宗教(機能)と音楽は似ている。

音楽はそもそも個人的なものでなく、共同体をつなぐ役割を持っていた。地域の歌、組織の歌というのは必ずあるでしょう?

録音した音楽をポータブルプレイヤーで再生し、自分一人で完結するというのは、最近のことなのだ。

ははぁ〜
確かに〜。

(詳しくはイベント「イカスヒト無駄会議」にて。)


いろいろ話して、話はドンドン飛んで、「どうすればいい文章を書けるのか」なんていうテーマになりました。

私は文章を添削したりすることもあるのですが、何が言いたいのかわからない、読みにくい文章は「構造」が意識されていないと思うんですね。(ある程度まとまった、何かを伝えようとしている文章においての話です)

文章を読むときも、書くときも「構造」を意識することって大切だと思います。
私はプロになってからようやく気付いたのですが・・・。コラムなど書くときは、最初にその構造メモを作ってから書くようにしています。
思いつくままに書いてはダメなのです。取材記事も同じで、取材相手が伝えたいことは何なのかを構造でとらえていく作業が必要になります。

齋藤さんもそう思って、文章を書くときは意識しているそうです。

齋藤さんは文章が上手で、以前から「なんだか音楽みたいな文章を書かれる人だなぁ〜」という印象を持っていたのですが、ここでピンときました。

そういえば、音楽も構造ですね!

「メロディを思いつくままにアウトプットしていたら音楽にはならないですよね。テーマがあって、その繰り返しがあって、そこに向かう音、終わる音があって、構築されていくのです」
(正確じゃないけど、だいたいこんなことをおっしゃってました)


すごく楽しい会議となりました。齋藤さん、ありがとうございましたー!

1月17日のトークライブもすごく楽しみです。



1月17日 イカスヒト無駄会議 in ネイキッドロフト
〜これからの無駄について考えよう〜


【出演】
小川晶子、吉田朱音
【ゲスト】
あかはねみき(ライフオーガナイザー)
河村甚(チームビルディングジャパン代表)
齋藤寛(音環境コンサルタント)
スザンヌみさき(ニューハーフ)
*ゲストについて詳しくはこちら

日時:1月17日(木)19:00〜21:30(open18:00) 場所:ネイキッドロフト
    東京都新宿区百人町1-5-1 百人町ビル1F
    定員:35名
チケット:前売り2,000円 当日2,500円(飲食別)

チケットの予約は
03-3205-1556(16:30〜24:00)
またはウェブから



<プログラム>

19:00〜19:50 第1部 無駄ってなんだ?
          ゲスト:あかはねみきさん、スザンヌみさきさん

20:00〜20:25 第2部 宗教から読み解く無駄エトセトラ

20:25〜20:30 休憩 無駄なものプレゼント大会

20:40〜21:30 第3部 これからの無駄について考える
          ゲスト:河村甚さん、齋藤寛さん



*プログラムは予告なく変更になる場合がございます。


チケットの予約は
03-3205-1556(16:30〜24:00)
またはウェブから



ぜひ遊びに来てくださいね!