本のチカラ
本のチカラ [単行本(ソフトカバー)]



ついに!
本日が配本日です。希望の本棚プロジェクトで取り組んできた『本のチカラ』。

ベストセラー著者、アーティスト、タレント、DJの方々22名にお聞きした、「あなたにとっての希望の本」をエピソードとともにまとめております。


失いかけた希望を取り戻した22人のストーリー

本との出会いで人生が変わる。
つらいときに背中を押してくれる。
一歩踏み出す勇気をもらえる。
自分だけのそんな一冊が必ず見つかるはずだ。

(帯より)



目次はこんな感じ。


第1章 光を見つける

ネガティブなときの自分とどう向き合うか……武田双雲
自分の環境に幸せを感じ、一歩踏み出す勇気……浅見帆帆子
人生に期待するのでなく、自分が人生から何を期待されているかを知る……駒崎弘樹
理不尽なことの中にも明るい光を見つける……和田裕美

第2章 自分を認める

神様だってムチャクチャだから、不完全でもしかたない……川上徹也
みんなと違っていい、違うからいい……黒沢一樹
スーパーマンにも、どん底時代がある……木暮太一
誰でも後世のために遺せるものがある……小阪裕司

第3章 見方を変える

心と行いを変えれば、結果は必ず変わる……池田千恵
誰が読んでも面白い、究極の小説……岩崎夏海
いいリーダーになるには当たり前の連続しかない……嶋津良智
「父親」という新たな目標を見つける……布川隼汰
いろいろな側面から物事を見る大切さ……立花岳志

第4章 今を大切にする

生きるということは、時間そのもの……小山龍介
「当たり前」が「当たり前」でないと気づく幸せ……中山和義
やるべきときに、やらなければいけないことがある……山田真哉
やりたかった仕事につくということ……美崎栄一郎

第5章 一歩踏み出す

自分の可能性を信じて一歩踏み出す……喜多川泰
夢に向かって頑張る勇気をもらう……仲谷明香
「こんなふうに生きてみたい」という理想が希望になる……北原照久
ビジョンは自由。信じて動けばいい……柘植伊佐夫
次世代につないでいきたい希望の地図……小川もこ



ラジオの公開収録のかたちで希望の本について語っていただき、それを原稿化していきました。

ですので、いつもとかなり違う本作りのプロセスを体験しました。

原稿をまとめるにあたっては、紹介されている本を読むのはもちろん、紹介している著者さんの背景を知るために本を読んだりブログを読んだり。そして、「ああ、この人だからこの本なんだ」という、つながりが感じられるときがとても面白く、幸せでした。

私は書籍化チーフとして、他のライターさんの原稿チェックなどもやりました。
これも普段あまりやらないことなので、とてもいい経験をさせていただきました。

正直、これにドップリだった12月から年始にかけては、あまりの大変さに心が折れかけましたが・・・

ついについに完成して、嬉しくてたまりません!

感謝です!


東日本大震災後、「私たちにできることは何だろう?」とすぐに電話をくれた立川亜美さんが、この企画のリーダーです。

希望を伝える本をつくろう・・・
チャリティーの企画にしよう。


そして、壁山恵美子さん、美崎栄一郎さんと一緒にプロジェクトを動かし始めたのです。
趣旨に賛同してくださった皆さんに、ご協力をいただいて。

大変残念なことに、亜美さんは事故でもういないのだけど、
「亜美さん!見て見て!できたよ!!!」
と言いたいです。


明日は亜美さんの誕生日。

この本が生まれたことを祝って、プロジェクトメンバーのみんなと乾杯する予定です。



これから、本のプロモーションやイベント、それから実際に被災地に本を届けに行くプロジェクト・・・など、やることいっぱいですが、ひとまず出版のご報告をば。