フランシス・ベーコン展@東京国立近代美術館に行ってきました。

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フランシス・ベーコン(1909〜1992)はアイルランド生まれの画家で、ロンドンを拠点に世界的に活躍しました。ピカソと並んで20世紀を代表する画家と言われています。

日本で個展が開かれるのは30年ぶり。
主要作品のほとんどが美術展に収蔵され、個人蔵の作品はオークションで高値が付けられているので、個展を開くのがもっとも難しい画家の一人なんですね。

今回の個展は、「身体」の表現の変遷をテーマにしていました。

第1章 移ろいゆく身体 1940s−1950s

第2章 捧げられた身体 1960s

第3章 物語らない身体 1970s−1992

エピローグ ベーコンに基づく身体



私は初期の作品たちが好きでしたねー。

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叫ぶ教皇の頭部ための習作
1952年 イエール・ブリティッシュ・アート・センター蔵


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肖像のための習作
1953年 フランシス・リーマン・ローブ・アート・センター蔵


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スフィンクス
1954年 ハーシュホーン美術館蔵


画像が見つかりませんでしたが、「スフィンクス」(1954年 豊田市美術館蔵)は、スフィンクスがネクタイ締めちゃっているんです。で、檻のような線の中にいる。すごく奇妙で、惹きつけられます。

初期の作品は、ビジネスマン風の服装の人が箱に入って叫んでいたり、椅子に座って叫んでいたりするんですよね。教皇だったりするんですが。その表情がなんとも言えず、コワ面白い。

ベーコンの作品はどれもサイズが大きく、迫力があります。


「ベラスケスの教皇イノケンティウス樟ちによる習作」はこの頃の作品ですが(1953)、残念ながらありませんでした。(アイオワ、 デモイン・アートセンター 蔵 )
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雑誌『美術手帖』の表紙にもなっているやつですね。
美術手帖 2013年 03月号 [雑誌]
美術手帖 2013年 03月号 [雑誌] [雑誌]


こちらは、2章にあった「ジョージ・ダイアの三習作」。
ジョージ・ダイアはベーコンの恋人です。この作品発表の2年後、自殺をしてしまうのです…。0324ベーコン5

ジョージ・ダイアの三習作
1969年 ルイジアナ近代美術館蔵



3章は、迫力のある三幅対が展示されていました。画は複雑になっていて、どう見たらいいのだろう?とちょっと頭を使う感じになりました。ストーリー付けを拒否している、といった内容のことが書かれていましたが・・・

この作品は亡くなる数ヶ月前に描かれたもの。80歳を超えたベーコンが、これまで繰り返し描いてきた要素を集約するように描いた作品です。
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三幅対
1991年 ニューヨーク近代美術館蔵


顔、身体、ピン、矢印・・・
どんな気持ちで描いたのでしょうね。



図録はいつも通り購入しましたが、一筆箋はありませんでした。残念。

Tシャツ、クッション、バッグ、スカーフなどのグッズがすごくかっこよかったです。

グッズはこちらから見ることができます。

図録・グッズ


フランシス・ベーコン展は5月26日まで開催されています!ぜひ生で見てみてくださいね。

フランシス・ベーコン展
会期:2013年3月8日(金)〜5月26日(日)
会場:東京国立近代美術館
〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1
東京メトロ東西線「竹橋駅」 1b出口 徒歩3分
開催時間:午前10時 〜 午後5時(金曜日は午後8時まで)
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし3/25、4/1、4/8、4/29、5/6は開館)、5/7
観覧料金:一般 1,500円 大学生 1,100円 高校生 700円





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