20130410hosei



今日も執筆デー。今週ヤマです(っていつも言っている気が…)。

派手柄ブラウスにボーダーのニットジャケットを羽織りました。
そして、シワにならないサラっとした素材のプリーツスカート。

ヘアピンは昔手作りしたものです。


『ノマドと社畜』(谷本真由美 朝日出版社)を読み始めました。

ノマドと社畜 ~ポスト3・11の働き方を真剣に考える
ノマドと社畜 ~ポスト3・11の働き方を真剣に考える [単行本(ソフトカバー)]





しばらく前から「ノマドワーカー」「フリーエージェント」がもてはやされていますが、いやー、ノマド幻想をぶった切ってますね。

ノマドワークの流れや実態というのは、日本のマスコミで騒がれている姿とはずいぶん違います。実はノマドは大変厳しい世界なのです。日本人の若者たちはノマドという働き方の本質と恐ろしさを十分に理解しないまま、「出勤しなくてもよい」「短期間で大金を稼ぐことができる」「なんだか最先端だ」「会社ではダメだったけど、ノマドワークなら自分も成功できる」など、うわべの格好良さだけに引かれ、ノマドワークが今の苦しい状況を抜け出す魔法の杖であるように錯覚して、安易にブームに乗せられようとしています。



私は基本的に事務所で仕事をしていますが、ほぼフリーランス状態だし、どこで仕事をしてもいい、ある意味ノマドです。

しかし、世間にうらやましがられるような働き方ではないですね。

当然ですが会社員のように定期的な収入はないし、固定費はあるし、資金繰りを考えなければならないし、病気などで仕事ができなくなったら即つぶれるような感じだし…汗。

確かに「自由」ですが、常にプレッシャーが。
労働時間も実際長く、なんとかしたいなぁと思っています。ホント…。


うらやましくなっちゃう働き方をしているノマドワーカーは、専門知識や高いスキルがあるだけでなく(スペシャリスト)、営業も事務もできて(ある意味ゼネラリスト的になんでもできる)、対人能力、セルフマネジメント能力も高い「スーパーマン」的な人なのですよね。


実際、私も周りを見ても、そうだと思います。


ノマド的な働き方をしたいと思ったら、相当、専門スキルや周辺の能力を磨かなければいけませんね。誰でもできる仕事をノマドでやるなら、かなり安い仕事(かつ、不安定)にならざるをえない。


これからノマドワーク、フリーエージェントが増えてくるというのは、谷本氏が言うように「熾烈な格差社会」の到来なのでしょうか。





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