帰国して、時差ボケの中お正月を迎えた。

いつがいつやら、よくわからなくなってきた。


お正月の間は、瞑想はお休みした。

なんだかタイミングがつかめずに、ひたすらダラダラしてしまった感じだ。

ただ、静坐を続けてきた祖母に年始の挨拶をしに行った際に、静坐について聞くことができた。

やはり丹田呼吸をしているそうだ。

丹田に力を入れながらゆっくり吐き、力を抜いてフっと吸う。

この呼吸法を、正座の座位をとりながら行うのだ。女性は拳一つ、男性は拳二つ分、膝の間を開けるという。

「私が長生きできているのは、静坐のおかげ」と言っていた。


すごいな、静坐。

今、若い人はあまりやらないんだろうけど・・・。なんといっても正座がね。すぐに足が痺れてしまう。私は全然ムリ。

ただ、ちょっと調べてみると、「静坐」は坐禅と違って宗教に関係なく、修行でもないので無理をするものではないと。肝は日本式の座り方である正座と呼吸法で、あくまでも身体的なアプローチであるということがわかる。

坐禅に敷居の高さを感じてしまう人も、ただ座って呼吸をするという「静坐」は、取り入れやすくて人気が出たのだろう。

座位が正座である必要性については、もうちょっと調べてみたいなぁ。