最近本当に寒い。
あまりに寒いと、床に座って換気して瞑想というのが億劫になる。

かといって布団の中で瞑想しようとすると、寝落ちするのはわかり切っている。

そこで思いついたのがお風呂で瞑想。

湯船につかって半身浴しながら瞑想したら、身体もあったまるしヒマもつぶせるし一石二鳥ではないか。

早速やってみた。

いつも通りの座り方で印を結んで、丹田呼吸をする。

最初の問題は、狭い、狭すぎる、ということだった。

それはうちの風呂の問題でしかないのだが。

湯船にぴったりハマっているような感じだ。
膝はばっちり壁面にあたっているし、背中も然り。

もちろん、いつもとは違う向きで入っている。いつもと同じ向き(湯船を縦に使う)で入ったらそもそもあぐらをかくことはできない。

まあ、仕方ない。

そのまま瞑想を続ける。

次に気づいた問題は、手がプカプカ浮いていることだ。

通常、親指と中指で輪っかを作り、それを膝の上に載せているのだが、水の中なので浮いてしまうのだ。

ラクといえばラクではある。

ただ、寝た時に自ら気づくために印を結んでいる(指が離れると、ハッとする)のに、寝なくても指が外れがちである。

要するに、結印の意味がない。

・・・まあいい。手は遊ばせておくことにする。

最後の問題は、15分くらいたつと汗がジワジワと出て来て、それが気になることだ。

ジワーときたとき、その部位にどうしても意識がいく。
耳の後ろ、後頭部、今度は鼻、というように。

それはそれで、別にいいのかもしれないが。
妄想ではなく、今ここの感覚に意識が向いているわけなので・・・。

汗が目に入って不快になったりしない限り、たいした問題でもない気がする。


これらの問題を無視すれば、お風呂での瞑想は悪くない。
いつもとそれほど変わるわけではない。

広いお風呂なら、もっとやってみてもいいと思った。

やはりそこが一番の問題なので。。