渡辺奈都子さんに教えてもらって、読みました。
すごく売れているらしいですねー。

年をとれば脳も衰える・・・というのがジョーシキみたいになっていますが、実は!

「チャンスを与えれば、脳はいつまでも成長し続ける」のだそうです。死ぬまで。

脳には未開発の部分がたくさん残っていて、その成長前のままいる多数の脳細胞に、適切な刺激を与えればニョキニョキニョキ〜(←私のイメージ)と成長してくれるんです。

適切な刺激って?

よくいう「脳トレ」では実は不十分です。

従来の脳トレは、ひらめきや記憶力という機能を鍛え直そうとするもの。
たとえば、記憶力が落ちてきたからと、新たに覚えることをトレーニングしようとしますよね。でも、記憶をつかさどる海馬に萎縮のサインが出ているときに、さらに海馬を酷使しても効果はありません。
そうではなくて、思考力を高めて、それによって海馬の働きも回復するというのを目指します。

また、脳には個性があるので、画一的なトレーニングでは対応できないという面もあります。
自分の脳の個性を知って、それに対応したトレーニングをすることが大事なんですね。

本書では、「脳番地」という概念を用いて、それぞれを鍛えるためのトレーニングを全部で66紹介しています。

脳番地とは、記憶を関わる細胞集団、思考に関わる細胞集団、運動に関わる細胞集団・・・など脳の中の場所を働きによって分けて番号を振ったものです。

脳番地を機能別にくくると、次の8系統に分けられます。

〇弭遊惑照崔
感情系脳番地
E礎7惑照崔
ね解系脳番地
ケ親扱惑照崔
δ鯵亰惑照崔
Щ覲亰惑照崔
┻憶系脳番地


いずれも、右脳、左脳にまたがって存在しているそうです。

本の中に、脳のMRI画像があるのですが、成長していない部分は白く、成長している部分は枝がニョキニョキ伸びているような感じで黒く映っています。これを見ると、
「うわー。私の白い部分伸ばしたいな!」って思います・・・。
どこが白いのかしら。どこもかしこも白いんじゃないかしら。

「脳番地を刺激する3つのポイント」を見ると、慣れたやり方から離れて、新しいやり方をする、新しいことをやってみる、というのが重要だというのがわかります。
同じことを繰り返していれば、その回路は太くなるけど、別の回路は白いまんま、という感じですね。

3つのポイントとは以下のとおりです。
‘常の習慣を見直す
生活習慣を変えて新しい経験を作り出すことで、眠っていた脳番地が刺激を受けたり、無関係だった脳番地同士がリンクしたりする。

脳の「癖」を知る
「ほめられると喜ぶ」「数字でくくると認識しやすい」「デッドラインを設けるとオン・オフが明確になる」「睡眠によってパフォーマンスが高まる」というのは万人に共通する癖。その人固有の癖(とりやすい思考のパターン)もある。現在の癖を知り、別のパターンをとるようにすると眠っている脳番地が鍛えられる。

「したい思考」で発想する
脳を鍛える行為は「させられ思考」では効果が出ない。「したい思考」で取り組む。




さて、紹介されている具体的なトレーニングですが、簡単で取り組みやすいものが多くて、「こんなんで本当に鍛えられるのかな?」って思ってしまうほど・・・。

「利き手と反対の手で歯みがきをする」(運動系)とか。
「相手の口癖を探しながら話を聞く」(伝達系)とか。
「普段絶対読まない本のタイトルを黙読してみる」(理解系)とか。

簡単!すぐできる。

なんだか、脳にけっこうな負荷をかけないといけないんじゃないか、と思っちゃってるんですよね。

でも、大切なのは、「これやってみたい」という気持ちで新しいことにチャレンジすること。

本には66のトレーニングがありますが、これらをただやればいいわけではなく、自分でアレンジしたり、自分で新しいトレーニングをつくることもすすめられていました。同じ経験を繰り返しても、脳には限定的な刺激しか与えられないからです。


本書を参考にしながら、自分でトレーニングメニューをつくるのも楽しそうですね♪

私もやってみます!