セミナー主催者の教科書―成功し続けるセミナーの秘密
齋藤靖之
ザ・ブリリアント・セミナーズ
2014-03-14



セミナー集客について悩んでいる人は多いですが、
「集客は簡単だよ」と衝撃の話をしてくれた人が2人います。

そのうちの1人が、齊藤靖之さん。

まったく無理していなくて、本当に、いかにもラクそうに「簡単」と言うのです。


彼とは一度、200人規模のセミナーをコラボで開催したことがあります。

私は運営側で、齊藤さんが企画と集客をやりました。

正直、「こんなに集まるかな・・・?」と私は不安だったのですが、見事に席が埋まりました。齋藤さんは涼しい顔をしていました!

そのときに仕事ぶりを拝見して以来、齊藤さんファンです。

ガツガツした感じもなく、穏やかでさわやかな方なんです。

齋藤さんは2008年からセミナープロデュース事業を手がけ、ホリエモンやライフネットの出口治明会長、ジェームス・スキナー氏など各方面で活躍されている人気の方を講師として呼び、成功させています。

10名程度の小人数セミナーから、2000人規模まで。

私もセミナー企画・運営をすることがありますから、ついそのプレッシャーを想像してしまいます。

大物講師を呼んでおいて、人が集まらなかったりしたらそれこそ・・・夜も眠れませんからね。

でも、「簡単」と涼しい顔で言う齊藤さんのノウハウが、電子書籍になりました。

セミナー講師向けではなく、主催者向けの本です。

セミナーを開催しても集客に苦労するとか、ビジネスとして成り立たないという方にはぜひ読んでほしいですね。

ビジネス化するための戦略や、企画の立て方、集客のコツについてたっぷり書かれています。
目安の数字(セミナー案内ページの反応率は、有料セミナーで1%、無料セミナーで10%を目指すなど)もあって参考になりました。

さて、「セミナー集客は簡単だよ」と言った齊藤さんの次のセリフについてもご紹介しておきましょう。

「オファーだよ」。

大切なことは、参加者にどんなメリットを提供できるのか。「絶対参加したい!」と思ってしまうような提案をすればいいと言っていました。

本書の中には、

ターゲット>オファー>コピー

という話が出てきます。
誰にどんな話を届けるのかが大事で、コピーライティングは最後、ということです。

肝に銘じたいところです。


また、私は某出版社のセミナー事業部にお世話になっていたことがあります。良質なリストがあったため、その頃集客には苦労していなかったので、「セミナー集客はリストだ」と思っていましたが、齊藤さんはリストがない状態でもラクラクと人を集めてしまうのです!

その方法は本書に書かれています。
テクニックもそうなんですが、重要な考え方が載っているのがいいですね。

「セミナー集客はオファーだ」。

これを考えるだけでも、悩みが解消するかもしれません。



あ、冒頭でお話しした「衝撃の2人」のうちもう1人は誰かって?

質問家のマツダミヒロさんです。

この話はまたいずれ。

セミナー主催者の教科書―成功し続けるセミナーの秘密
齋藤靖之
ザ・ブリリアント・セミナーズ
2014-03-14