先週、ようやく「出産育児一時金」の申請をしました。

出産育児一時金とは
健康保険の被保険者または被扶養者で、妊娠4カ月以上で出産した人に支給されるもの。平成26年現在は42万円が基本額で、健康保険組合や自治体(国保の場合)によっては、上乗せがある。

受取方法には3種類あって、
・直接支払制度
・受取代理制度
・産後申請制度


基本的には、分娩の費用を産院に支払い、あとから42万円が戻って来る・・・というものなんですが、「直接支払制度」「受取代理制度」が使えれば、産院に対して差額を支払うだけですみます。

産院が自分の代わりに、健康保険から出産育児一時金をもらうわけです。

私が行っている産院では、直接支払制度を扱っていなくて、「受取代理制度」または「産後申請制度」のどちらかを希望することになっていました。
それで、受取代理制度を希望して、産院から手続きの用紙をもらい、記入して区に提出してきました(国保なので)。

この手続きは、出産の日の1週間前には完了していないといけないそうで、私はちょっとギリギリすぎました・・・。32週を過ぎたらすぐに手続きするのがいいようです。

ともあれこれで、退院時に差額を支払うだけで済んじゃいます。

ただし・・・

私の行っている産院の分娩費用は60万円〜。陣痛促進、分娩誘発、吸引分娩、帝王切開などの場合はこれに加算があります。

少なくとも20万はみておかないと。


ちなみに、ベネッセの「たまひよbefa!」の付録だった「もらえるお金まるわかりBOOK」によると、「分娩・入院費」の平均は42万744円。ほぼトントンなんですねぇー

20140908もらえるお金


産院によっては、分娩費用が42万より低い金額で、差額をもらえることもあるようです。

都内の病院はだいたい高いみたいですけど。

そのほか、妊娠〜出産までの費用として
妊婦健診費の平均・・・4万93円
マタニティ・ベビー用品・・・平均9万6,650円

と載っていました。


妊婦健診費は、自治体から助成がありますが、これもかかる費用に差がありますし、マタニティ・ベビー用品はかけようと思ったらいくらでもかけられるところなので個人差が大きいでしょうね。


ただまぁ、出産自体にはそれほどお金がかからず、負担が大きいわけではないのです。

それよりも、出産を機に仕事ができなくなったりして、収入が途絶えることが厳しいケースが多いのかな〜と思います。