私がごはんを食べているのを、興味シンシンで見るカイ。よだれもダラダラ。

「もうじき食べられるようになるからね〜」

そう・・・もうじき離乳食が始まるのです。
すりつぶしたり、お湯でのばしたり、とろみをつけたり、
一生懸命作ってもぺっと吐き出されたり、投げつけられたり、とにかくドロドロぐちゃぐちゃになったりと、

先輩ママに聞くにつけ

大変そうー(>人<;)

と今からおそれをなしております。

自分一人の食事だってままならないのに、離乳食作りと食べさせることを組み込むなんて、できるのか!?

そして!

モグモグ食べられるようになってからの幼児食

たま○クラブなどを見ますと、
す、すでにキャラ弁への前奏曲が聞こえてくる・・・
というような、カラフルでかわいく作った食事写真が載っていたりします。

ちっちゃいおにぎりに顔がある・・・パンをハートとか星とかにくり抜いてる・・・

うわあああ
こんなの無理!!
(キャラ弁反対!)


と絶望しそうになっております。

でも、愛する息子に美味しく健康的な食事を楽しく食べて欲しいし、食べ物ってやっぱり基本だと思うし、いま子どもの食事について予習中なのです。

そんな中、興味深く思ったのがこれまたフランス流の幼児食。

フランスの子どもは大人と同じものを食べる

赤キャベツのみじん切りとフロマージュ・ブラン。白身魚のメルルーサのディルソースに、有機栽培ポテトの英国風を添えて。チーズの皿はクロミエチーズ。デザートは有機栽培の焼きりんご。


これ、どこのフレンチレストランのランチメニュー?

フランスの保育園(クレイシュ)のです(; ̄Д ̄)

子どもの年齢に応じて切り分けたりすりつぶしたりするそうですが、「キッズメニュー」なるものは存在しません。大人と同じものを食べるのです。

レストランでは大人と同じものを注文するし、保育園でだって、ふつうにコース料理です。

20150119フランス料理
写真AC

『フランスの子どもは夜泣きをしない』著者はアメリカ人で、アメリカのキッズメニューは
ハンバーガーにチキンナゲット、プレーンなピザに、ときにはスパゲティがついてくる

といった具合で、どこのレストランでも同じだといいます。

「子どもはまだ複雑な味がわからず、単純な味が好き。ハンバーグとか唐揚げとかポテトなんかが好き」っていうのは日本にも一般的な考え方としてあると思いますが、これってひょっとすると思い込みなのかも?

大人と同じものを美味しく食べている小さなグルメさんたちは、肥満の率が低く、激しい好き嫌いがなく、お菓子にがっつくことがなく、食べ物・食事の時間を大事に扱うそうです。

「子どもだって味がわかる」と考えていることのほかに、『フランスの子どもは夜泣きをしない』『こんなにちがう!世界の子育て』等の本やネットの情報から、フランス人の食育について簡単にまとめてみると、こんな感じ。

・食べることを強制はしないが、食について教えることは親の使命と考えている。
・一度食べていやがっても(三回以上拒否したって)諦めない。時間をおいて再び食べさせる。
・野菜の栽培や料理に子どもを積極的に参加させる。
・食事の時間は食事に集中する(テレビを見たりパソコン画面を見たりしない)。
・おやつの時間が一日一回あるほかは、食事の時間以外に食べ物を口にしない(ご機嫌をとるためにお菓子を与えたりしないし、歩きながら食べたりすることもない)。



ふむ。

食べ物に対する敬意のようなものが感じられますね。

なぜこうなるかっていうと、要するにね・・・


フランス人は食に対して並々ならぬ情熱を持っているということなんですよ!(食いしん坊バンザイ!)

だから、子どもにだって「この食の楽しさをじっくりしっかり教えなければ!」と燃えるのです。

で、これを世界(主にアメリカ)が驚いているわけ。


日本だって食への情熱なら負けない!?


でもそれを言ったら、我が国ニッポンも負けていません。元来日本人は食事大好き。「一揆とか米騒動とか戦いの原因がコメっていう、そんな民族は日本人だけですよ」って言ってた人がいたっけ。

欧米では毎日同じものを食べても平気っていうことも多い(ランチが毎日ターキーサンドイッチとか)ようですが、日本人は毎日違うメニューを食べようとしますし。
和食って見た目も器も美しいし。

ただ、近年は食事の欧米化とか、インスタント食品やコンビニの台頭でこんなに便利で味もイケるなら作らなくてもいいか〜とか、とにかく忙しくて料理してるヒマないとかで、若干情熱を失っているのかもしれないけれど。

うーん、フランス人みたいに毎日時間をかけてメニューを考え、食材を選び、ゆっくり味わって食べる・・・っていう余裕がないことが問題に思えてきた。


ともあれ、フランスの幼児食の話を通して、「私だって和食の豊潤な世界を子どもに教えてやろうじゃないの!」という気になりました。

「どうせ子どもはこの味がわかんないんだから」と、寿司屋で「玉子でも食っとけ」なんてせずに、「コハダ食べてみるか?」なんてね。うふふふ(作るんじゃないんかい!)。

「子どもが好きなのはこんなもんだろう」と決めつけずに、時間をかけて多様な食材に触れるチャンスを作るというのは、いいことなんじゃないかな。

ということで、また流行りの(?)フランス流から学びました。

食いしん坊であるってことは、大切なことです。キリッ。



*↓フランスの幼児食の話は「第九章 フランスの食育は驚きの連続」にあります。



*↓「第二章 フランス流子供にきちんと食べさせる方法」
こんなにちがう! 世界の子育て
メイリン・ホプグッド
中央公論新社
2014-09-24