インフルエンザは陰性だったので、予定通り血液検査と尿検査をすることになりました。
オムツの中に、採尿のためのおしっこパックをつけ、それから採血をしました。
採血のとき私は診察室を出されたのですが、泣き叫ぶカイの声が聞こえてきて辛かったです。。
オムツの中に、採尿のためのおしっこパックをつけ、それから採血をしました。
採血のとき私は診察室を出されたのですが、泣き叫ぶカイの声が聞こえてきて辛かったです。。
熱があって具合の悪い時に痛い思い、怖い思いをしてかわいそうだなあ。。
血液検査の結果は40〜50分で出るということで、授乳したりしながら待ちました。
そして。
「血液検査の結果が、あまりよくないんですよ」
さまざまな数値が書かれた紙を私に手渡しながら、先生がサバサバと言いました。
「白血球が多いのは赤ちゃんだからまあいいとして、問題はCRPです。
なんかこじらせちゃったのかなあー。
抗生剤使ったほうがいいけど、点滴だから入院です。
個室と大部屋どっちがいいですか?」
えっ
入院?
点滴?
私はショックを受けました。
「血液検査の結果がよくないんですよ」という言葉が頭の中をグルグル・・・
CRPって何?
カイはいまどういう状態なの??
調べてみると、CRPとは血液中にあらわれるタンパク質で、体内に炎症があったり、組織の一部が壊れたりすると数値が上がるようです。0.3ミリグラム以下なら正常なのですが、カイの数値は8を超えていました。
先生「大部屋は、夜間の付き添いができません。だからお母さんには通ってもらうことになります。個室は24時間付き添いできて、1日約9000円です」
私「個室のほうがいいです・・・」
先生「わかりました。では入院の準備をすすめますが、肺炎も怖いのでレントゲンとっておきましょう」
言われるがままに、あっちへ行きこっちへ行き。
レントゲンでは、たぶん怖いのでしょう、カイはまた大泣きしていました。
入院の手続きを済ませて部屋に行ってから、今度は点滴のために連れて行かれました。
小さな手に針をさし、包帯でグルグル巻いて、光が点滅する点滴の機械とともに戻ってきたカイ。
顔を真っ赤にし、声の限りに激しく泣いています。
ううう。
なぜこんな目に。。
点滴のチューブに気をつけながらしばらく抱っこしていると、熱と疲れでグッタリし、眠り始めました。
入院に必要な服やタオル、オムツなどはパパに連絡して持ってきてもらいました。
パパも、思ってもみなかった入院という事態に動揺していました。
「なんで点滴なんてしなきゃいけないの?」
わからない・・・
「いつまで入院する必要があるの?」
わからない・・・
私たちは子どもの病気に関する知識が全然なかったので、本当に何が何だかわからず不安でたまりませんでした。
そこへ看護師さんがやってきて、
「気管支炎と尿路感染のおそれがあるので、必要に応じてこういう検査をします」という説明をしてくれました。レントゲンの結果、肺炎のほうは大丈夫だったようです。
熱が下がり、血液検査の数値が良くなったら退院できるとのこと。
しかし、あくまでも「おそれがある」というだけで、原因はよくわからないのでした。
せき、鼻水は少しあるものの、あまりひどくないのでこれらの病気を疑っている、ということなのでしょう。
気づくと小児科病棟の消灯時間20時をもうまわっています。
パパはいったん帰り、私はカイにおっぱいをあげてから眠ることにしました。
つづく。
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●【育児日記】生後4か月の高熱で入院1.インフルエンザの検査
血液検査の結果は40〜50分で出るということで、授乳したりしながら待ちました。
そして。
「血液検査の結果が、あまりよくないんですよ」
さまざまな数値が書かれた紙を私に手渡しながら、先生がサバサバと言いました。
「白血球が多いのは赤ちゃんだからまあいいとして、問題はCRPです。
なんかこじらせちゃったのかなあー。
抗生剤使ったほうがいいけど、点滴だから入院です。
個室と大部屋どっちがいいですか?」
えっ
入院?
点滴?
私はショックを受けました。
「血液検査の結果がよくないんですよ」という言葉が頭の中をグルグル・・・
CRPって何?
カイはいまどういう状態なの??
調べてみると、CRPとは血液中にあらわれるタンパク質で、体内に炎症があったり、組織の一部が壊れたりすると数値が上がるようです。0.3ミリグラム以下なら正常なのですが、カイの数値は8を超えていました。
先生「大部屋は、夜間の付き添いができません。だからお母さんには通ってもらうことになります。個室は24時間付き添いできて、1日約9000円です」
私「個室のほうがいいです・・・」
先生「わかりました。では入院の準備をすすめますが、肺炎も怖いのでレントゲンとっておきましょう」
肺炎・・・細菌やウイルスによる感染で、肺に炎症を起こす病気です。鼻や口、のどなど上気道の炎症から始まります。
●ウイルス性肺炎
インフルエンザウイルス、RSウイルスなどが原因で起こります。肺炎の中でも最もかかることが多いもので、発熱しせきも出ます。ウイルス性の場合は治療薬がなく、症状を和らげる対症療法になり、抵抗力の弱い赤ちゃんは油断できません。
●細菌性肺炎
肺炎球菌、ブドウ球菌、インフルエンザ桿菌などが原因で起こります。発熱とせきが特徴で、とくに赤ちゃんは重症化しやすく、呼吸困難やチアノーゼ(皮膚や唇などの粘膜が青紫色になる)を起こすこともあります。ぐったりしたり、呼びかけに反応がない場合は、夜間でも至急受診します。
『病気&おうちケア大百科』(ひよこクラブ12月号付録)より
言われるがままに、あっちへ行きこっちへ行き。
レントゲンでは、たぶん怖いのでしょう、カイはまた大泣きしていました。
入院の手続きを済ませて部屋に行ってから、今度は点滴のために連れて行かれました。
小さな手に針をさし、包帯でグルグル巻いて、光が点滅する点滴の機械とともに戻ってきたカイ。
顔を真っ赤にし、声の限りに激しく泣いています。
ううう。
なぜこんな目に。。
点滴のチューブに気をつけながらしばらく抱っこしていると、熱と疲れでグッタリし、眠り始めました。
入院に必要な服やタオル、オムツなどはパパに連絡して持ってきてもらいました。
パパも、思ってもみなかった入院という事態に動揺していました。
「なんで点滴なんてしなきゃいけないの?」
わからない・・・
「いつまで入院する必要があるの?」
わからない・・・
私たちは子どもの病気に関する知識が全然なかったので、本当に何が何だかわからず不安でたまりませんでした。
そこへ看護師さんがやってきて、
「気管支炎と尿路感染のおそれがあるので、必要に応じてこういう検査をします」という説明をしてくれました。レントゲンの結果、肺炎のほうは大丈夫だったようです。
熱が下がり、血液検査の数値が良くなったら退院できるとのこと。
しかし、あくまでも「おそれがある」というだけで、原因はよくわからないのでした。
気管支炎・・・細菌やウイルスによる感染で気管支に炎症を起こす病気です。多くは風邪の症状がこじれて、呼吸器の奥までウイルスが感染して起こります。38度以上の高熱と、たんがからんだようなしつこいせきが特徴です。ひどくなると激しいせきとともに、吐くこともあります。
尿路感染症・・・細菌感染により尿路に炎症が起こる病気。部位によって、膀胱炎や腎盂腎炎などと呼ばれますが、乳幼児の場合、多くは区別できません。風邪の症状がなく38度以上の熱が出たときは、この病気が疑われます。
『病気&おうちケア大百科』(ひよこクラブ12月号付録)より
せき、鼻水は少しあるものの、あまりひどくないのでこれらの病気を疑っている、ということなのでしょう。
気づくと小児科病棟の消灯時間20時をもうまわっています。
パパはいったん帰り、私はカイにおっぱいをあげてから眠ることにしました。
つづく。
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