空間収納デザイナーの香取美智子さんのイベントに行ってきました!!

『Fikaの集い
 ~北欧取材報告講演&トークショーin東京 VOL.2』

シアワセを感じる空間、シアワセを感じる人生を見つける旅~幸福度の高い北欧の秘訣を探る


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香取さんのフェイスブックに、北欧取材の様子がアップされているのを見て、お話聞いてみたいなーと思っていたのです。

VOL.1のときは都合がつけられなかったのですが、今回、息子をパパに預けて行ってまいりました(*´∇`*)

久しぶりの六本木にキョドりながら。

イベントが開催された場所も、ゆったりしたソファーや木のぬくもりを感じられる素敵な空間でした。

あーもっと写真を撮るんだった・・・。

さてさて。

第一部は香取さんの講演。『シアワセを感じる部屋の秘訣』というタイトルで、スウェーデンにて取材をしたお宅の写真等を見ながら、どうして北欧の人たちは幸せなの?という話をしてくださいました。

国連発表の「世界幸福度ランキング」の2015年度版によると、トップテンに北欧五カ国がすべて入っているのですね。

1位 スイス
2位 アイスランド
3位 デンマーク
4位 ノルウェー

5位 カナダ
6位 フィンランド
7位 オランダ
8位 スウェーデン
9位 ニュージーランド
10位 オーストラリア

ちなみに日本は46位。

北欧の幸福度が高い理由として、社会保障のことはよく言われますよね。そのぶん税金が高いという話。

でも、香取さんは「マインドが先にあって、必要だから税金が高くなっていることに気づいた」そうです。

こういう幸福を手に入れたいと思っているから、そのために必要なことをしているのです。

取材先のお宅を見ていても、北欧のマインドを感じたそうです。


たとえば・・・太陽の光が少ない北欧ですが、それを嘆いていても仕方ありません。積極的に光を空間に取り入れる工夫をしています。壁は白をベースとしたグラデーション、窓際に間接照明を追加。カーテンはなかったり、レースのものだけだったり。

写真を見ると、本当に素敵なんです!

みなさん「ここはこういうコンセプトで作ったの」と一生懸命話してくれるのだとか。

香取さんは「心地よさに貪欲」と表現していました。

私も密かに憧れているアラビア社の美しい食器を日常的に使っており、小さな子供にも同じように使わせているそうで、「美は特権階級のものではない」という意識があるという話もありました。

そうだよね・・・

自分が心地よく感じるものを選んで使えばいいんだよね。

「こんな高級なの普段使うにはもったいない」って、自分をおとしめてるよね。



それから、「空間のコンセプトを決めることは、人生のコンセプトを決めること」という言葉が印象に残っています。

ファッションもそうだなぁと思ったりしました。

最近の私のコンセプトのなさ・・・(TДT)

「本当はこれが着たいけど、子供がいて汚れるからこっち。でも少しは気分よくいたいから、やっぱりこっち」とかやっているうちに、どうにもチグハグなよくわからない格好になっています(汗)



第ニ部はスペシャルゲストの高塚苑美さんとのトークショー『シアワセを感じる暮らし方』

日本のものを世界に広めるお手伝いをしていて、世界100都市を旅したことのある高塚さんは、北欧のおこづかい事情やコーヒーが美味しい理由などなどお話ししてくださいました。

北欧では親が子供にお金を与えるというのではなく、子供が自分で何とかするそうで・・・

幼稚園くらいの小さな子が、フリーマーケットで自分のおもちゃを並べていたりするという話にびっくり。

「新しいおもちゃが欲しいから、買って!」じゃないんですね。


北欧はコーヒーの消費量がすごいのですが、それは人口が少なくて「納税者に死なれたら困る!」と考えた政府がアルコールをなるべく飲ませないようにしたから、とのこと。アルコールに高い税金をかけ、そのかわり、コーヒーを飲むようPRしたそうなんです。

へぇー。

あ、イベントのタイトルにもなっているFika(フィーカ)とは、スウェーデン語で「コーヒータイム」のことです。


いろいろ興味深い話が多く、とても楽しかったです(o^∇^o)ノ

参加できてよかった。

パパお留守番ありがとう〜!