息子カイは1歳2カ月になりました。

1歳になった頃から少しずつ単語が出始め、いま得意なのは「パン」と「かーる(かえる)」です。

パンは、自分が食べるパンはもちろん、アンパンマンも「パン!」。パンダの絵を見ても「パン!」。おせんべいも「パン!」(違うぞ)。

けっこうな声量で嬉しそうに叫びます。


蛙のほうは・・・、実物を見たことはないのですが、絵本やテレビに蛙が出てくると「かーる!かーる!」と叫んでいます。

絵本やテレビに出てくるキャラクターなんかはけっこうデフォルメされていますよね。
「ワンワンだねー、あれはゾウさんだね」などと言葉を教えながら、実物や写真と同じものだと理解するのっていつ頃なのかな?と思っていました。

個別具体的なものの理解から、一段抽象度の上がった理解になるわけですよね。


「おー、これは間違いなく理解している!」とビックリしたのが1歳になるちょっと前くらいのこと。

カイは何故かゴッホのひまわりの絵が好きで、部屋に貼ってあるポスターを何度も何度も指差します。

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「(指差して)ん!」
「ゴッホのひまわりだよ〜」
ニコッ

これを繰り返していました。


そして、ブルーナの絵本を見ていたとき・・・

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ひまわりの絵を見て「あ!」という顔をし、すぐにゴッホのひまわりを指差しました。


よよよ、よくわかったねー!
こんなに違うのにw(*゚o゚*)w


たぶん、「ひまわり」という音込みでなのでしょう。

自分で言葉を発することができるようになる前に、こういう理解の抽象レベルが進んでいるんですね。

この次の段階が、「ひまわり」も「チューリップ」も「花」だと理解することなんでしょうかね〜。


それにしても、子供が言語を獲得していく様子を観察するのってとても面白いです(*゚▽゚*)




↓ブルーナのひまわりはこの絵本の中に。
きいろいことり (子どもがはじめてであう絵本)
ディック・ブルーナ
福音館書店
1964-06-01