出版されたばかりの『現役東大生が教科書よりも役に立った100冊 』(宝島社)の100冊に、なんとなんと拙著『ラクに書けて、もっと伝わる! 文章上達トレーニング45』 (DO BOOKS)が選ばれましたー。
パチパチパチ。
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編集者さんから連絡をもらってビックリ。

えっ、東大生??えっ、えっ?

メインの読者はビジネスマンを想定していましたが、「文章を書く楽しさ、喜び(と苦しさ)」は学生さんにも共通しているし、上達のためにトレーニングをするといいのはもちろん一緒!

学生さんにもビジネスマンにも、主婦の方やお年寄りにも、「文章がうまくなりたいなー!」という人にはお役に立てる内容だと自負しています(*´∇`*)

魂込めて書きましたので、こうやって「教科書よりも役に立った!」と言ってもらえて最高に嬉しいです!!


さて、こちらの本、現役東大生にアンケートを実施し、東大大学院経済学教授の柳川範行氏監修のもと100冊ピックアップして解説しています。


現役東大生はどんな本を読んでいて、どんな読み方をしているのか?興味深いですよね。

紹介の仕方は、
・社会力を磨く なりきり”偉人・ヒーロー”読書
・向上力を磨く なりきり”王様”読書
・理解力を磨く なりきり”先生”読書
・まとめ力を磨く なりきり”TED講演者”読書
・創造力を磨く なりきり”映画監督”読書

と分かれていまして、柳川教授の読書術に沿っています。

社会力、向上力、理解力、まとめ力、創造力が、「もっと頭がよくなりたい、仕事や勉強をよりレベルアップさせて、社会のなかで力を発揮していきたいと考えている人におすすめの、つけるべき5つの力」なのだそうです。

そして、ちょっとユニークなのが、「自分でも登場人物でも著者でもない別の誰かになりきって本を読む」というところでしょうか。

「まとめ力を磨く なりきり”TED講演者”読書」で言うと、TED講演者になったつもりで本を読むのです。
自分の主観ばかりで読むのではなく、かといって著者になりきって読むというわけではなく、第三者を入れるんですね。

自分の普段の考え方の範疇を超えたところまで、思考が及ぶようになり、結果として頭の使い方が変わってくるのです。



ちなみに拙著『文章上達トレーニング45』は「まとめ力」のところに入っていました。


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文章を読んだり書いたりするのはもともと好きなほうだが、この本を読んで、文章をいろいろな角度で考えられるようになったと思う。
(工学部建築学科1年 匿名希望)


ありがとう・・・!匿名希望さん・・・!

ほかには『九マイルは遠すぎる』(ハリイ・ケメルマン ハヤカワ・ミステリ文庫)、『天使と悪魔』(ダン・ブラウン 角川文庫)といったミステリやマンガ『DEATH NOTE』、『究極の思考術』(木山泰嗣 法学書院)、『この1冊できちんと書ける!論文 レポートの基本』(石黒圭 日本実業出版社)などのビジネス・実用書系が「まとめ力」カテゴリで紹介されていました。


全体的には、名作と言われているものや古典、大人気マンガ、ロングセラー児童書なんかが多数入っているのですが、英文読解やら漢文の参考書、論理思考術系なんかがチラホラ入っているのが現役東大生っぽい?


とにかく、そんな100冊の中に入れていただけて本当に嬉しいです♪
ありがとうございましたー!!!