出すのは簡単、売るのが難しい個人出版本。
ちゃんと売れる本にするために、まずは「小さなカテゴリ1位を目指そう」という話をしました。

1位になれば、アマゾンの集客力によって、ニッチなジャンルでもちょっとずつ売れ続けてくれます。

ランキングに食い込むっていうのはすごく重要なんですよね。
ただAmazonに登録しても、まったく目に触れない可能性があるので。

そうすると、結局土俵に上がれないのです・・・・・・。

さて今回は、「それでもやはり大きなカテゴリで書きたい」という場合にどう売れる本にするかについて。

この場合、無名な人の本がランキング上位に入るのは難しいです。でも、やり方はあります。

カテゴリ1位は狙わないけれど、やはりターゲットを絞ります。

たとえば、「引き寄せの法則みたいな本を書きたい」というときに、自己啓発カテゴリで1位を狙うのは難しいでしょう。

でも、「20代のための引き寄せ」とか「ニートのための引き寄せ」とか「中間管理職のための引き寄せ」とか、ターゲットを絞り込めば売れる本に変わるはず。
(*タイトルではなくて、コンセプトの話です。これはあくまで例なので、精査する必要はあります)

他にない切り口で書くことができればいいのです。

これができると、大きなカテゴリで書くことが逆に有利に働く場合もあります。

本家本元の「引き寄せの法則」と並んで置いてもらえる(関連付けされる)可能性が高いからです。

Amazonは関連付けの機能があるのがスゴイんです。
「この商品を買った人はこんな商品も買っています」に、ベストセラー本と一緒に並びます。
おすすめもしてくれます。

引き寄せの法則に興味があり、かつターゲットドンピシャの人は買うでしょう。

なお、カテゴリを変えて
「猫のための引き寄せ」(ペット)
「引き寄せ体質の子に育てる」(子育て)
「引き寄せ投資術」(投資)
のようにするのもアリです。


一番伝えたいターゲットに絞る、それもできれば出版社が手を出せないニッチなところにいけるといいですね。

つづく。



*基本的にノンフィクションジャンル(ビジネス・自己啓発・実用)の話をしています。


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