購入判断の要素の4つめは、レビューです。

何度かお伝えしていますが、kindle本のレビューはかなり大きな影響力を持ちます。

紙の本の場合、アマゾンレビューが低評価でも、書店で買う人にはそんなのわからないから、そこまで影響ないです。

でもkindle本はレビューが見えるのが前提。
ロングで売っていこうにも、低評価だったら難しくなります。

とは言え、レビューはコントロールできません。

他の部分は自分でなんとかできるところだけど、レビューだけはどうにもならない。

いい評価をもらうには、期待を上回る本を書くしかないのです。

それしかないのだけど、レビューについての考え方ということでお話ししたいと思います。

私は電子書籍の研究のために、まずやったのは、とにかくたくさん電子書籍を読むこと、そしてレビューを見ることでした。

それこそ何千というレビューを読みました。

なるほど、こういう本はこういう評価になるのかとか、
こういうレビューが新たなレビューを呼ぶのだなとか、
かなり分析してきました。

毎晩、ダンナに「今日はこんな面白いレビューを読んだ」と話したので、
レビュー芸人
レビュー厨

と言われるようになってしまいました。

レビュー芸人としていろいろ話したいのはヤマヤマですが、本筋とずれちゃうので、ここでは一般的な話をします。

・レビューを書く人のほうが少ない
・悪いレビューを書く人はさらに少ない
・でも悪いレビューを書きたい人は一定数いる(売れている本ほど、標的にされる)
・自分では悪いレビューを書きたくはない人も、悪いレビューを「参考になった」と言うのは気軽⇨「参考になった」数が多いと、レビューのトップに上がる
・いいほうも悪いほうも、期待と違った度合いが大きいほど書きたくなる
・可もなく不可もない、そこそこ期待通りの場合、レビューされない(もしくは、売れてない本はレビューされない)
・いいレビューが多いと、期待値が上がる
・それが裏切られた場合、悪いレビューを書いてバランスを取ろうとする


一般的にこういうことが言えます。

いいレビューが多いほうが、当然売れやすいわけですが、
たとえば知り合いにいいレビューをたくさん書かせたりすると、期待値が上がりすぎて、読んだ人がガッカリするおそれがあります。

そして、ガッカリした人は悪いレビューを書いて、バランスを取ろうとするのです。

もちろん、本当にいいと思って書いたレビューならいいわけですけど。

無理やりいいレビューを増やすと、絶対悪いレビューが付きます。

でも、悪いレビューを書きたい人はそんなに多くありません。

だから、悪いレビューを応援するような形(参考になった)をとるのが多いです。

悪いレビュー数が多いのは、よっぽどです。

悪いレビューを過度に恐れても仕方ないのですが(どんな本にも悪い評価をしたい人はいるし)、

長く売れる本にするには、
・期待を裏切らない(上回る)本にすること
・本当にいいと思ってくれた人に、レビューをお願いすること

だと思うんですよね。

そして、悪いレビューが付いたら、対応できることなら対応し、そうでないなら気にしない。

対応できるっていうのは、たとえば誤字が多いと指摘されたら修正し、図表がなくてわかりにくいと言われたら図表を入れる、などですね。
ターゲットと違う人が読んでガッカリさせたようなら、説明文を見直すとか。

考え方が違うような場合にはどうしようもないから、気にしない。

たまに、読んでないのに、まったく関係ないことで悪いレビューをつける人がいるので、その場合はアマゾンに言って消してもらいましょう。

ちなみに、、
私の『プロフィール作成術』はまだレビューがありません。。(個別にはいい感想をたくさんいただいています!ありがとうございます)

このままだと、可もなく不可もない本ってことですが、、
もし本当にいいと思った方がいらっしゃいましたら、ぜひレビューお願いします!

つづく。


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