レビュー芸人やってくれとリクエストいただきましたので、レビューの話を続けますw

アマゾンレビューを大量に見ていると、「こんなkindle本は嫌われる」っていうのがよくわかります。
1.武勇伝もしくは説教

悲しいときー。
悲しいときー。
飲み屋で上司に聞かされるような話を読まされたときー。

そんなもの、普通は読みたくない。
読者視点ゼロで書きたいことを書いてる本は嫌われる。

2.具体性がない

「内容が薄い。金返せ!」と言われる本は、だいたいにおいてボリュームも少ないが、それ以上に大きな問題は話が抽象的すぎること。

著者にしか書けない、具体的な事例、エピソード、たとえ話がないと、満足度は低くなる。

「そんなの知ってる!」
「そのへんのブログの方がマシ!」
と叩かれる。

ボリュームは、20ページは超えないと不満が出る。

3.結論をなかなか言わない

あるある言いたい〜あるある言いたい〜♪

(早く言えよ)

あるある言いたい〜♪

(だから早く言えって)

あるある言いたいんだ〜♪

レイザーラモンRGばりに引っ張って引っ張って、結局言わない!!

そんな驚愕の本もある。

最後の方に言う本もあるが、そんだけ引っ張ったらもっとすごいこと言えよ!という空気ができてることに著者は気づいていない。

「で、何だったの?」と書かれる。

4.本というよりメルマガ

改行がやたらと多く、余白がやたらと多く、スッカスッカな本は嫌われる。

ページ数が多くても、「本」のイメージから離れていると「メルマガかよ!」とツッコミが入る。

ターゲットによるが、顔文字やくだけすぎた言葉遣いも嫌われる。

5.売り込みが強い

もっとも重要なことはメールアドレスを登録してくれた人だけに教えます、というスタンス。

で、その誘導がしつこい。

質の悪い無料レポートみたいなやつ。

6.ステマ臭がする

ステマを指摘するレビュワーは、良い評価のレビューをつけている人たちのレビューの日付や他にどんなレビューを書いているかなどすべてチェックし、「ステマだから気をつけろ!」とこれからの読者に伝える。

読者の正しい判断を阻害するステマは当然嫌われる。

ステマ認定のポイントは、出版されたばかりなのに星5つがやたらと多い、その星5つをつけている人が他の人の本にはレビューをつけたことがない、といったところ。

*全体的に若干古いお笑いネタでお送りしております。


レビューに「誤字が多い」とか「文章が下手」と書かれることもあるのですが、それは内容がよくないときです。

内容がよければ、文章のうまさはあまり関係ないんですね。

いま挙げた6つは、読者はバカにされてるように感じるんですよ。

それで、悪いレビュー書きます。

腹がたつから、文章が下手すぎ!推敲しろ!とかも書きます。

逆に、読者への愛が感じられる本は、誤字が多かろうが文章が下手だろうが、好意的に受け止められます。


つづく。


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