「紙の本ではできないことが、電子書籍ではできる!」というところから考えると、売れる本にできると考えています。

電子書籍を「紙の本より低いもの」として語る人が多いのですけど・・・・・・
(紙の本はハードルが高いから電子書籍で出す、コストがかからないから電子書籍で出す、というような)

そのフレームから出たほうが、売れる本にできるって思うんですね。
そういう意味で、重要なことがあります。
「世界に向けて売ることができる」ということです。

日本国内の電子書籍市場は今後も間違いなく伸びていきますが、世界の市場まで広げて考えたらものすごいわけですよ。

英語で本を出せる人は、出したらいいと思う。

普遍的な内容だったら、世界に向けて出したらいいと思う。

これは、紙の本ではできないことです。

売れている本は翻訳出版されることもけっこうよくあるのですが、英語圏で売られることは稀です。中国、韓国、台湾あたりではよく出るのですけど。

それから、海外在住の日本人に買ってもらうことです。

海外に住んでいて「日本語の本が読みたい!」と渇望する方々は、高い送料を払って日本から本を取り寄せています。

でも、kindleなら送料がかかりません。
ワンクリックでダウンロードできます。

「面白い日本語の本がkindleになってほしい!」と思っているはずなんですね。

海外で日本語kindleを買うことができない、という噂があったりしたようですが、買えます。

こちらにとても詳しく書いてあります。(質が高くてびっくり)

Kindle 海外: なぜ、日本語Kindle本は海外から買えないのか?:誰も教えてくれなかった4つの重大な理由とその解決方法:電子書籍の窓

税金の問題があるため、日本語kindle本も居住地のアマゾンで買う必要があるということです。

日本アマゾンにログインして日本語kindle本を買おうとすると、ブロックされちゃうのですが、現地アマゾンで買えばOK。


こういうふうに、「電子書籍ならこれができる!」って考えるとワクワクして企画アイデアも広がっていくのではないでしょうか。

読者も、そういう電子書籍ならではの本が読みたいはずだと思います。

つづく。


<絶賛発売中〜>