自分でできるプロモーションの方法は、大きく分けて3つ。

・ソーシャルメディア
・広告
・値引きや無料キャンペーン


です。
値引きや無料キャンペーンは、電子書籍ならではの方法ですね。

ソーシャルと広告は、紙の本でも同じ。

ただ、単価が安い電子書籍は、広告費用をかけてそれなりの効果を出すのが難しそうです。

リスティング広告ではなく、ソーシャルを絡めた広告がいいのではないかと思っていますが、まだ私は試していません。
値引きや無料キャンペーンもやってません。
これらはテストしてからお伝えしたいと思います。

ということで、私はまだいまのところPRの面ではソーシャルメディアのみに頼っています。

『インディーズ作家の生きる道』(kindle)の中で、フリージャーナリストまつもとあつし氏は、「ソーシャルメディアでPRするといってもそんなに甘いものじゃない」と言っています。
インディーズ作家の生きる道 (群雛文庫)
まつもとあつし
NPO法人日本独立作家同盟
2016-03-17



ツイッターフォロワーが25万人いる著名人の本が実売2万5千部という話から、ツイッターフォロワー数の10%が個人出版本の売り上げ見込みと仮定して試算していました。

その結果、まつもとさんはkindle個人出版していない(!)のですね。

まつもとさんはフォロワー数7500なので、750冊ほどしか売れないのではないか。これは微妙な数字だ、と。

確かに、書店流通に頼れないということは多くが個人の宣伝力にかかっているわけで、それをツイッターフォロワー数で測るというのは一つのわかりやすいやり方なのかなと思いました。(Facebookの友達やフォロワー、ブログやメルマガの読者数でもいいのでしょうが便宜的に)

ただ、私はざっくりその倍や3倍はいくのではと思っています。

個人の宣伝力が半分、Amazonの力が半分からそれ以上だからです。

Amazonの集客力と宣伝力がすごいから、kindleを選んでいるわけでして。

実際私の本も、ソーシャルメディアでしか宣伝していませんが、私がリーチできない人にも売れています。

私のソーシャルの範囲を余裕で越えてる。
フォロワーでもなんでもない人が買ってくれているのです。

ロングテールがいけること、市場が伸びていくことを加味しても、
たとえば年間1000冊売るにはツイッターフォロワー数3000人から5000人でいいんじゃないかな。

紙の本を何冊も出している人からすると1000冊や2000冊では足りなくて、もっと爆発力が欲しいかもしれないですけどね。。

つづく。


<絶賛発売中〜>