紙の本を出したとき、多くの場合「献本」をします。
取材に応じてくれた方や協力者に送るのはもちろん、PRの一環でやることも多いものです。
メディアに送って、「よければ取り上げてください」とお願いします。
書評ブログなど個人メディアも含め。

人によっては大量に献本しています。そのコストはけっこうバカになりません。

出版社から献本用にある程度の冊数もらえることもありますが、著者割引で購入しているケースは多いと思います。

著者購入は通常8掛け(20%オフ)です。
あんまり安くならない。

著者が自分で発送もすると、送料もかかります。(出版社から送ってくれることは多い)

でも、この作業って楽しかったりします。

できたばかりの、印刷のにおいのする本を、あの人に見てもらおうと想像しながら手紙とともに封筒に入れる楽しさ。

モノとして存在していることに、やっぱりトキメキがありますねぇ。

さて、電子書籍の献本はどうしたらいいのか。

データですから、送料もなく、コストゼロで献本することができます。
読んで欲しい人に、PDFで送ればいい。

でも、なんかありがたくないですね。PDFって。スマホでは読みにくいです。印刷すればまぁ読みやすいですけど、送られた側が印刷コストをかけることになっちゃう。

ハイパーリンクもないし、利便性が下がります。

送られる側からすると、やっぱりkindle本として送ってもらえたほうがいいと思うんです。

ただ、kindle本を送るのってけっこう面倒なんですね。
送り先のデバイスのkindleアドレスを教えてもらい、かつ、送り先の人は送り元の人のアドレスを承認しないと送れないのです。

*こちらに詳しいです。

Kindle本を献本する方法と受け取る方法:モンハコ

そこで!

ギフト券です。
20160401ギフト券


アマゾンギフト券を購入し、それをメールで送ります。

こういう電子書籍を出しました、あなたにはぜひ読んでいただきたいのでギフト券を送りました、お手数ですがこちらで購入していただけますでしょうか、
っていうメッセージをつけて。

コストはかかりますが、この方法が一番いいと考えました。

送ったギフト券で購入してもらえれば、購入実績になります。
もちろんランキングにも反映されます。

そして、あとからロイヤリティが入ってくるので、実質的なコストはすごく安いです。

私は『プロフィール作成術』を出し、出版記念キャンペーンで半額の300円にしていたときに、10名ほどの方に300円のギフト券をお送りしました。

最初にかかるコストは3000円ですが、あとから70%ロイヤリティが入りますので、実質的には900円しかかかっていないことになります。

ギフト券をもらった人は、もし、その電子書籍がどうしても要らないなら(笑)、別のものを買えばいいのです。アマゾンで何か購入する際の金券として使えます。

今回ギフト券を送ったら「すでに自分で買っちゃった!」という方がいたのですが、kindleは同じ本を2冊買うことはできないので、他のものを買う足しにしてください、と伝えました。

そんなわけで、PDFを送るよりずっといいと思うんですね。


つづく。


<絶賛発売中〜>