それではまず、1つめの壁「書くことがない」を超えたいと思います。

誰でも一生に一冊は本を書けると言いましたが、これから書こうとしているのは約2万字のkindle本なので、一冊と言わず、30冊くらいいけるでしょう。
そのくらいたくさんネタは眠っているし、たぶん一冊書き上げたら、次はこういう本、次はこんなテーマ、とアイデアが出てくるのではないかと思います。

30冊くらい書いたうち、一冊が紙の本にもなる。
それが誰でもできる。

そんなイメージですかね。


紙の本になるには、一定数以上売れる見込みがなきゃダメなのですが・・・・・・

kindle本は売れる見込みが低くても(売れるかどうかわからなくても)チャレンジできますので、とにかくまずはネタ出しをしてみましょう。

■kindle本のネタ出し8つの視点

20160407マンダラート

1.専門分野

仕事で携わっている分野のこと、専門的知識やスキル。自分では当たり前のように感じることも、専門外の人からすると面白かったり勉強になったりします。
業界の中ですごい地位にいなくてもいいのです。専門外の人に、わかりやすく教えてあげると考えれば。

私の場合は、専門分野がブックライティング、コピーライティングですので、文章術系の本を書くことができます。

また、ライターの仕事術なんかも書けます。すでに出したkindle『ライターはいくら稼げるのか?』
『プロフィール作成術』は専門分野です。

2.人に聞かれること

専門分野でないのに、人に聞かれることはありませんか?

どうやってやってるの?
どうしてうまくいってるの?

質問されたり相談されるのは、それが人より秀でているからでしょう。

周りの人が知りたいと思うのですから、立派な本のネタになります。

私は「なぜ一流の人と仕事ができるの?どうやって人脈を作ってるの?」とか「どうやってソーシャルメディアを活用してるの?」といったことを聞かれるので、これがネタになりそうです。

3.失敗、苦手、コンプレックス

誰でも失敗(辛い経験)や苦手・コンプレックスはあるもの。
それを乗り越えたら、ネタになります。

いま苦しいと思っている人に、ヒントとなる本ができるのではないでしょうか。

私は昔からとにかく人前でしゃべるのが苦手で、コンプレックスです。
でも、なんとか克服して(?)ラジオパーソナリティやらセミナー講師やらやっているので、ネタになるかな。

4.趣味

大好きなこと、ハマっていることはネタになります。
人より知識があるし、愛情こめて書くことができます。

私は不器用なんだけど、手作りが趣味だったりして、たとえば「1歳の手作りおもちゃ」みたいなテーマがいけそう。

5.興味

趣味とはちがうけれど、興味があること。調べたい、知りたいと思うこと。
リサーチが苦でないことはネタになります。徹底的に調べて取材して本にしちゃえばいい。

自著を出すライターは、多くがこれですよね。興味のあることをテーマにし、調べて取材して本にしてます。

私は、個人が作るメディア、とか、ライターの自立(下請けから脱却)に興味があるので、ネタにできそうです。

6.続けていること

長く続けていることや繰り返していることという観点で考えると、ネタが見つかるかもしれません。
人より長くやっていることは強みです。

私は、本を読むこと、文章を書くこと、調べることくらいかな。。
「読んで、調べて、書く」みたいなテーマがいけるかも。

7.疑問

普段、疑問に思っていること。
なんかヘンなんじゃないかとか、もっと深く考えたいと思っていること。

どこか引っかかっている、というものもネタになります。
引っかかっているのは、何かあるからでしょう。掘り下げていけば、メッセージが出てくると思います。

私は、「クリエイティブ」という言葉がいつも引っかかります。
クリエイティブな仕事って何だろう?クリエイティブ「に」仕事することができるだけなんじゃないか?という疑問があります。(でもまだ掘り下げてません。。)

リサーチしながら掘り下げていけば、ネタになるでしょう。

8.体験談

kindle本は体験談がけっこう多いです。ちょっと先輩の体験談が、喜ばれる文化があると思います。
珍しい体験、面白い体験はもちろんですが、「私の場合」っていうのもいけるんですね。
(面白く語ることことは必要ですが)

私はブログで瞑想日記というのを書いていたときがあって、けっこう人気があったのですが、こういう瞑想初心者の体験談とか、
「フリーランスママの仕事と子育て」みたいな体験談もいけるかなと思います。

以上で8つ。

当てはめながら考えてみると、けっこう出てきます。

私の例をあげましたが、これで少なくとも8つはネタが出たわけです。

実際書けるか?とか売れるか?は置いておいて、ひとまずネタ出しをしてみましょう!


つづく。


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