ePub化するためのおすすめソフトとして、ライブドアブログでんでんエディター&コンバーターを挙げました。どちらも無料で使えます!

どっちがいいか?と悩む方もいるかもしれないので……
今日は違いについてです。

大きな違いは、保存の部分と、一つのファイルか複数かという部分。
ライブドアブログは、目次の一項目ごとに記事を作成します。
過去の記事から順番に並んだ状態で書き出されます。

だから、目次の順番を入れ替えたいときは面倒なことになります。『ライターはいくら稼げるのか?』は、いったん完成した後に、項目を一つ前半に追加したため、ちょっと大変でした。項目の挿入ができないのです(もちろん文章の挿入はできます)。

後半の項目をコピペで後ろにずらしていくことにより、新たな項目を挿入しました。
20160204ライブドアブログ


もちろん縦書き・横書き選べます。

20160425ライブドアブログ



一方、でんでんエディターのほうは、一つの長〜いファイルです。

一画面で作業していきます。
20160423でんでん

必要なタグを追加していってプレビューで確認し、完成したら保存して、でんでんコンバーターでePubファイルにします。

あとから挿入も簡単です。

ただ、エディター上で保存ができないので、作業中のファイルはこまめにテキストファイルなどに保存しておく必要があります。

この保存を忘れたりして、だんだんバージョンがよくわからなくなってくるのです。。

完成したと思っても、あ!ここ数字が寝ちゃってた!などと気づいてちょこちょこ修正するのですが、前回修正したはずの部分がまた元に戻ってたり(完全に自分のせいですが)して、キー!ってなりました。

そんな違いがあります。

ライブドアブログはブログを書く感覚でできるのがいいところでしょうね。目次が固まっていれば、一日一項目をブログに書いていき、全部書けたらePub書き出しをするという流れでいけます。

さて、ePubファイルを作るとは具体的にどんな作業をするのかについて付け加えておきます。

・章タイトル、見出しを入れる→kindle上で目次からリンクで飛べるようにします。
・ハイパーリンク→kindle本のいいところは、参照したいURLにワンクリックで飛べるところです!これはぜひともやりましょう。
・引用→引用箇所は地の文と違って見えるようにします。
・太字、ルビ、縦中横など→読みやすくするため、必要に応じて指示を入れます。

大きくはそんなところです。

プロに頼むと、段落の一字下げや縦中横などきれいにやってもらえます!
私がゴーストライティングしている電子書籍はプロがePub化してくれていますが、素早く美しく、誤字の指摘までしてくれちゃって大変助かっています。

つづく。