いま、わたしがとても関心を寄せているテーマは、「読解力」と「非認知能力」です。

どちらも話題になっていますし、気になっている人も多いのではないでしょうか。

このテーマに関して、考えたいこと、学んだことなど備忘録的にアップしていきたいと思います。とても知りたいと思っているので、詳しい方、ぜひ教えてください。

まず「PISAで日本人の読解力低下がヤバイ!とわかった件」

そもそも、PISA(Programme for International Student Assessment)とは?

OECDが進めている、国際的な学習到達度調査のこと。加盟国を中心に、3年ごとに行われています。主に読解力・数学的リテラシー・科学的リテラシーについて測定しており、教育方針を策定する際の大きな指針にもなっています。

2018年度は79か国・地域から義務教育修了段階の約60万人が参加しました。日本は、無作為抽出された高校1年生ら6100人が受験しています。

結果は・・・
PISA


数学的リテラシー、科学的リテラシーはいいけど、読解力がガクンと下がっていて(前回8位から15位ということは「急落」と言ってもいいくらい下がっている)やばいでしょ!!

ってことになった。
文部科学省によると、
特に、読解のプロセスにおいては「テキストの解釈」「熟考・評価」に、出題形式においては「自由記述(論述)」に課題があることがわかった

そうです。
要するに、「読む力」だけでなく、「考える力」「書く力」が弱まっているんですね。

さまざまなメディアでも報じられています。

PISA調査 読解力低下に歯止めかけたい(読売新聞)

PISA調査 日本の読解力低迷、読書習慣の減少も影響か(産経新聞)

PISAで読解力低下 長文に触れる機会作りを(毎日新聞)

日本の15歳「読解力」15位に後退 デジタル活用進まず(日本経済新聞)


これって、なぜなのでしょうか??

原因のひとつに、今回の問題がパソコンで出題され、パソコンで答えるものだったが、日本人はそれに慣れていなかったため・・・なんて言われていますが、うーん。いまの高校生がパソコン操作に不慣れなんてぴんときませんね。苦しすぎる言い訳??もし「不慣れ」が原因だとしたら、解決は簡単。慣れればいいだけ。

それ以外にまず簡単に思いつくのは、すでに多くのメディアで報じられている通り、「LINEなどで短文のやりとりばかりになり、長文を読まなくなった。ゲームやインターネットに時間をとられ、読書しなくなった」ということなのですが、じゃあ、本を読め!国語教育で長文を読ませろ!みたいなことで解決するかというと、そう単純なものとも思えません。

文科省はPISAの結果をたいへん重視していて、これをベースにさまざまな施策を考えるようなんですが。

なんか、まかせておられん!みたいな感じがするのは私だけではないでしょう・・・

わたし、自分の子どもにも読解力はぜひとも身につけてもらいたい能力だと思っています。だって、まずは「話を理解する」ことからじゃないですか?

「オレ的には〜」とかって何でも話を都合よく解釈するような子になってほしくないw

相手の立場になって話を理解して、そのうえで考え、なにごとか構築できるようになってもらいたいです。

ということで、読解力についてアレコレ考えてみたいと思っております。


ぼちぼち更新ですがお付き合いください。