IMG_5985




昨年あたりから、おかげさまで仕事が忙しく、というか2人の幼稚園児と公園で遊んで、お友達も家に連れてきて遊んで、お弁当作ったり習い事に連れて行ったりという毎日の中に仕事を同時に2つくらいねじこんでいるので、ついつい「あー時間ない」と言ってしまう。

やりたいことはいっぱいあるのです。

読みたい本も山積み。
解きたい謎も山積み(SCRAPの謎解き、脱出ゲームにハマってたくさん購入しています)。
ブログも書きたい。

それで、この本を読んでみました。

なになに、「自分のやりたいことを全部 最速でかなえる」〜??



高速仕事術とは、1つのことにフォーカスし、「インプットとアウトプットと改善」を高速サイクルさせるという仕事術です。

まぁ、それ自体は「そうでしょうね」という感じなんですが、「なぜ、それができていないのか」「どうすればできるのか」を教えてくれているのがすごく良かったです!

まず、なぜ「1つのことにフォーカス」ができないのか。
1つに全集中できれば、絶対スピードアップできるのに、そうできないのはなぜなのか。

日々、いろいろな雑務に追われていて…という人が多いと思うのですが、著者は、問題は「雑務ではなく不安や雑念です」と言います。

「あれやらなきゃ」「これやらなきゃ」という不安。雑念。実際の量以上に多く見積もり、それが集中を阻害していると。

確かに!!!
「あ〜あれやらなきゃな〜。終わるかな〜」という雑念が、仕事を遅くさせているのです。

では、どうすればいいのか?

やり残しの雑務も含めて、不安リストとして紙に書きだす方法を教えてくれています。これだけで、脳はストレスから解放されて、不安も薄らいでいくとのこと。なるほど。


それから、「インプットとアウトプットと改善」を高速サイクルさせるほうですが、これがなぜできないかというと、失敗をおそれてインプットに時間をかけすぎなんですね。

インプットは必要ですが、ムダなインプットをしていたらノイズになるしアウトプットができなくなる。それより、さっさとアウトプットして、そのフィードバックにより改善していったほうがはるかに速い。

うんうん。よくわかります。私も仕事のうえでインプットは必要ですが、ある程度のところでアウトプットを始めちゃわないとスピード出ないし、ブレてきたりして思うような成果物にならなかったりします。

失敗は「ありき」として、インプットと同時にアウトプットしていくくらいがいいんですよね。

このへんは、とてもわかりやすい例がありました。

あなたの仕事の成功は、ラスボスを倒してゲームをクリアすることです。
ゲームが始まったら、まずどうしますか?
当然、アウトプット(行動)を始めます。はじめの村で行ったり来たりして村人に話しかけているだけでは、永久にラスボスまでたどり着けません。まずは、冒険に出ましょう。
冒険に出発したら、さまざまな敵と遭遇します。強敵に負けることもあるでしょう。でも、死んでしまったら、セーブしてあるポイントから再スタートするまでです。ゲーム上の失敗は、何度もあるものだからです。




集中して取り組んだ仕事に、失敗なんてものは存在しません。初めて歩き始めた赤ちゃんが、2,3歩で転んでしまっても、誰も失敗だなんて思わないですよね。赤ちゃんは歩き始めるというアウトプットをしたからこそ、経験値を積んで、数か月後には部屋中を歩き回ることができるようになります。



もう一個。 ちょっと目からウロコだったのが「仮想ライバルをつくれ」という話です。「こういう人になりたい!」っていう、一方的なあこがれでいいから(あこがれじゃなくて、あいつには負けたくないとかでもいい)誰か設定する。すると、目標が具体的になってフォーカスしやすくなるんです。
私は、プロフィールづくりの際には、こういったライバル設定をやるんですが、自分の仕事の目標としてやったことがなかった……。
いや、ぼんやりはあるんですよ。でも、ちゃんと明確に「この人みたいになりたい!」って思ってウォッチしたり、手帳に書いたりしたことがなかった。
これ、やろう!と思いました。
あの人(ヒミツ)の名前を手帳に書いちゃうぞ。

本書を読んで、とても刺激を受けました。
そして、実際、やりたいことが前よりできるようになっています!!

こうしてブログも書けました!


やりたいことを全部やるために、もっといろいろスピードアップしたいよ〜という方、ぜひ本書を読んでみてください。