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なぜ僕らはこんなにも働くのだろうか?
角田 陽一郎
アスコム
2021-01-23



著者の角田陽一郎さんは、「さんまのスーパーからくりTV」や「中居正広の金曜日のスマたちへ」といった番組のディレクターをされていた方。バラエティプロデューサー。

その角田さんが「好きなことだけやって生きていく31の方法」を説いたのが本書です。

タイトルは「なぜ僕らはこんなにも働くのだろうか?」となっていますが、実はその答えは……

自分が好きなものを見つけたり、増やしていったりするため!だというんです。

働く意味、ゴールは「いつか、好きなことだけやって生きていけるようになるため」。


ですよね!

子どもに「なんで大人は働かなきゃいけないの〜?」って聞かれたときに、何も考えずに「働いてお金をいただいているから、家に住めるしごはん食べれるのよ〜」って答えてた。。

次から「好きなことを増やして、好きなことだけやって生きていけるようになるためよ〜」って言います。

本書の中にも書かれていますが、これからの時代「好きなことに集中すること」がすごく重要です。

よく言われているとおり、いまの子どもたちが大人になる頃は、多くの仕事がロボットやAIに代替されるでしょう。「やばい。仕事なくなるじゃん。生きていけないじゃん!!」って焦る声も聞きます。

でも、考えてみれば、「やりたくない仕事」をロボットにやってもらって、「やりたい仕事」はやればいいわけです。好きな仕事をわざわざロボットにやらせてあげる必要ない。

ということは、好きな仕事だけできるようになる!!というハッピーニュースなんですね。

ここで困ってしまうのは「好きな仕事って、別にないんだけど…」という人。これは困る。生き残れない。

じゃあ、どうしたらいいの?っていうのが本書にあるのです。

「好きなことを創造する技術」を身につけよう、と角田さんはおっしゃいます。

さんまさんや、キングコングの西野亮廣さんを「好きなことを創造する天才」として例に挙げ、「いろいろなことをおもしろがる」「好きなことを創造する」ためにまず大事なのは「あらゆることに興味を持ち、知ろうとすること」だといいます。

ああ、そうだよなぁ〜。

好奇心もって、「それなに?」「どこが面白いの?教えて!」って何でも聞きたがって、自分もハマっていって…っていうことをしていると人生楽しくなるよね。

最近の私で言えば、幼稚園のママ友が「リアル脱出ゲーム好き」ということを知って「(聞いたことはあるけど)それってどんなやつ?」って教えてもらったら見事にハマって、いまでは毎月何かしら参加していますが、おかげで楽しみが大きく増えました。

この間のオンライン大パーティーでは「SCRAP(リアル脱出ゲームの会社)社員いいなー!!超楽しそうだなー!!」って思いました。
(私は本を作るという好きな仕事をしていますが、「ナゾトキの本を作るの面白いな」とか、クイズ作家さんにインタビューしてみたいなとか、そういう楽しい妄想広がります)

好きなこと、面白いと思うものが増えるほど、好きなことだけやれるようになっていくのは間違いない。

「好きなことだけやって生きていく31の方法」とはどんなものか、目次になっているので紹介します。かなり凝縮されているので、ざーっと見ていくだけでもヒントがもらえるかも。

第1章 働く=好きなことを増やすことである
1.今、好きなことがなくても、まったく問題ない
2.とりあえず「好きなことだけやろう」と心に決めてしまおう
3.人生を妨げているたった一つのこと
4.働くことを楽しんでいる人の共通点も、たった一つ
5.小さなニュースが一つあれば、意識をアップデートできる
6.インプットとアウトプットで、思考をブラッシュアップさせる
7.「好き」を積み重ねることで、あなた固有の才能が芽生える

第2章 働きながら自分が楽しめるアイデアをつくる方法
8.何でもおもしろがるバラエティ思考を身につけよう
9.ゼロから新しいものを作る必要はない
10.「既存」×「既存」で意外な発見を作る
11.他人の「つまらない」に惑わされるな
12.「おもしろい」と思えるかは、あなたの素養とセンス次第
13.追い詰められたときこそ、人気の映画を観る
14.自分が持つ固定観念に気づけるかどうか
15.マーケティング情報は、定番レシピのようなもの
16.マンネリも極めれば唯一無二の武器になる

第3章 あなたを自由な世界へ導くコミュニケーション術
17.会話の一言目で心をつかみ、信頼度を上げる
18.プレゼンが苦手な人こそ、知っておきたい会話のコツ
19.相手が自分に抱いているイメージを利用して引き込む
20.話していて気持ちがいい人に、お得な情報は回っていく
21.自分の「好き」「想い」をパブリックなものへ変えていけ
22.やりたいことが見つかったら、まずタイトルをつける
23.自分の思い通りに働けている人は、文章がうまい
24.勝ちにいくときは、リモートよりアナログがいい
25.大事な局面ではピュアにいくのが正解

第4章  「ずっと好きなことだけ」を続けるための方程式
26.創造という、この世で一番の快楽にはまろう
27.物事の本質を見抜くのが苦手な人が多い。だからチャンス!
28.働くからこそ「かけがえのない自分」につながっていく
29.企業より個人が信頼される時代の戦略
30.「若さ」に頼らず、20代、30代を過ごそう
31.自分らしく成功するための七つのルール



「13.追い詰められたときこそ、人気の映画を観る」の中で角田さんは「ぜひ心がけてもらいたいこと」として、こう言っています。

人が「おもしろい」と言ったもの、自分が少しでも興味を持ったものは、できるだけ早く見たり聞いたり、体験したりする。


水道橋博士は「自分の好奇心に躊躇しない」とおっしゃっているそうです。いい言葉だな〜。人から聞いて「それ面白そう」って思ったら、すぐに行動にうつす。
おすすめ本を聞いたらその場でポチる。
これ大事ですね。

「でもなー時間ないしなー」「本当に面白いかわかんないしなー」などと言っていては、「好きなことだけやって生きていく」人生が遠のいてしまいます。



というわけで、その本面白そう!って思った方はぜひポチしてください。

なぜ僕らはこんなにも働くのだろうか?
角田 陽一郎
アスコム
2021-01-23