ぼーっとするために集まり、いかにぼーっとしているかを競う大会「ぼーっとする大会」があちこちで開催されているらしい。2014年に韓国で始まったこの大会は世界に広がりを見せ、日本大会は2023年から行われている。

 ぼーっとすることすら競技になるほど、現代人は余裕を失っているようだ。とにかく、忙しい。普通に生活しているとぼーっとできない。

 よく考えればこれは不思議なことである。


 昔と比べて、はるかに便利になっているのは間違いない。

 洗濯は洗濯機に任せればいいし、食事作りだっていろいろなチョイスがある。ミールキットを使ってもいいし、デリバリーもお惣菜を買う手もある。仕事もITの進歩で格段に速くなった。調べ物はネットでできてしまうし、会議もオンラインでやれば移動の時間がカットできる。多くの物事の時間が短縮されているはずだ。

 ところが私自身、なぜか忙しい。

 外から見ればぼーっとしているように見えるかもしれないが、頭の中は忙しく働いているのである。

 あれもこれもしなきゃならない、間に合うか? 時間は足りるのか? 間に合わなかった場合、どのように言い訳をするのか? とシミュレーションを繰り広げている。

 不安がピークに達するとスマホを開き、良い情報がないかを探す。次から次へと情報が目に入り、何を探していたのかわからなくなる。ついでに株価をチェックし、一喜一憂している。

そんな私に、「それをやめろ」と言う人が現れた。

古代ギリシャの哲学者、マルクス・アウレリスである。


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