自分には生まれながらにして誠実さや自尊心があり、心に浮かんだ印象を誤りなく判断できると思っている少数の人は劣等感や自嘲の思いを胸の内に抱くことはないが、大多数の人はその反対である。(エピクテトス『語録』)
――『STOIC 人生の教科書ストイシズム』より
みんな劣等感を持っている?
私の感覚でいえば、「自分は生まれながらにして誠実さや自尊心があり、心に浮かんだ印象を誤りなく判断できると思っている」人のほうが大多数なのではないかと感じられる。
というのも、周囲の人やSNSなどを見ると、大半の人は自分の判断に自信があるように見えるからだ。「それに比べて自分はどうだ」と情けなく思い、劣等感を抱いていた。
ところがエピクテトスは、「そうではない」と言う。むしろ心のうちに劣等感や自嘲の思いを持っている人こそが多数派だという。
この言葉を読んで、「なんだ、みんなと比べて自信のない自分はダメだ、情けないと思う必要ないじゃん」とほっとする思いがした。
しかし、そう思ったあとに疑問が頭をもたげる。
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