自分の意見を表明することは、心を整えるうえでも非常に重要なことだと思う。

「私はこう思う」と言うなり書くなりすることで、自分が何を考えているのかをあらためて確認し、世界とのつながりも感じることができる。
SNSが普及してからは、意見を言うことができる空間が大きく広がった。

 誹謗中傷や公序良俗に反するものをのぞいて、基本的にネット上には、自由な言論空間が広がっていると考えられている。気軽に意見を表明し、世界とつながることができる。

だが、SNSにはひとつ厄介な問題がある。

 SNSで「いいね」がつくと、人に認められたような気持ちになる。それだけでなく、周囲にも評価されている印象を与える。その心地よさから、「いいね」がもっとほしくなってしまうのだ。

 しかし、他人の評価を気にしながら意見を表明するというのは不自由なことである。

 たくさん見られるように過激な発言をするとか、たくさん「いいね」をしてもらえるように、心にもないことを言うとか。そんな投稿は、他人の評価に振り回されているだけで、賢明なものとはいえない。

 そういった評価より、はるかに大事なのは自由な心を持つことだ。


続きは記事をご覧ください。

「頭のいい人、悪い人」のSNS投稿、決定的な1つの違い




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